【2019年度版】大学共通テスト プレテスト徹底分析 国語の分析&対策

勉強法関係
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みなさんこんにちは。emitaです。センター試験が今年度で終わり、次年度から『大学共通テスト』が2021年1月より実施されようとしています。最初、「大学共通テスト」ていうネーミングを聞いた時正直、微妙と思いましたが、徐々に馴染んできてますね。

 

さて、大学共通テスト実施に先立ち、文科省が試案として提示している大学共通テスト用プレテストが2回ありました。その中で、特に大学共通テストの国語科目について、平成29年分と平成30年分の2回を題材に分析をして、今後の大学共通テストの対策について述べていきたいと思います。

 

今回、国語を選んだ理由は、英語の4技能に注目する人って結構多いですが、国語にあまり注目がなされていないように感じたからです。周囲の教員に聞いても「大学共通テストの国語って今までのセンター国語の対策と変わらない」ていう人が多かったので、今回本当にセンター試験の国語と変わらないのか分析してみましょうっていう流れだったりします(汗

 

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大学共通テストの国語ってどういう問題が出るの?

まず初めに大学共通テストの国語について大まかな表題の構成について解説していきます。試験問題29年度30年度共に5つの大問から構成されており、それぞれの内容としては以下のようになります。

 

⑴現代文(評論文)(記述式問題)

⑵現代文(論説文)(資料整理、資料読解)(選択問題)

⑶現代文(物語文)(選択問題)

⑷古典文学(古文)(選択問題)

⑸古典文学(漢文)(選択問題)

 

また、100分5題という形です。センター試験の国語が80分で4題という形ですので、1問目の記述問題に大体20分の時間を充てるという形になりそうです。

 

大学共通テストで私大入試組が国語の中で現代文のみを解けばいいのに対し国公立組は国語を全問解かなければならないという点で国語における時間的不平等が拡大するという話もありますが、解かなければならない問題は現代文なので私立組も国語をとく問題数は増えるので不公平は拡大していないと思います。

 

大学共通テスト国語の出題傾向と対策について

それでは次に、大学共通テストの国語の各大問の内容について、それぞれの出題傾向に関する変化について解説及びその対策について話していきます。しっかりと理解してください。

 

共通テスト国語第1問:現代文(評論文)(記述式問題)

大学共通テストになってからの国語科目の鬼門と言えるのがこの記述式の問題と言えます。言ってしまえば、従来マークだったので適当にマークしても正解する可能性はありましたが、これは確実に理解していないと正解できないという形になります。

 

肝心の問題内容ですが、以下の形になります。

  • 29年度「生徒会活動に関する読解問題」(参考資料:4部)
  • 30年度「レポート作成の際に使用した文章を中心とした読解問題」(参考資料:2部)

 

設問はともに3問で、1問目2問目が30〜40字の記述を要求し、3問目が120字の字数を要求するという形です。この形式は今後も踏襲されると予想されます。なので、記述と言っても200字〜300字程度の内容を書く形になると思います。

 

さらに、使用する資料ですが29年度が4つに対し30年度が2つという形なので量として減っており大量の資料の利用はないのではないかと考えられます。

 

この、共通テストの記述問題の解法については長くなるのであえて別記事にまとめて見ました。こちらの記事を読んで見てください。

 

第2問 論説文(資料整理、資料読解)(選択問題)

 

センター試験との大きな違いと言えば、論説文の変化です。従来のセンター試験では非常に抽象度の高い論説文が出題されていました。共通テストも同様に抽象度の高い文章は出題されますが、資料が圧倒的に豊富に出てきます。具体的に内容を見ていきましょう。

 

  • 29年度「路地に関する記事の読解問題」(参考資料:2部・図:3部)(設問:5問)
  • 30年度「著作権に関する読解問題」(参考資料:4部)(設問:6問)

 

2年度を比較すると、まず、漢字に関する問題が3問から5問に変更されました。ただし、本文で使用されている語句の意味を理解し、最も適切な回答を選択するという出題形式には変更はありません。

 

次に、その他の設問では文中で使用されている語句、1文の説明として適切なものを選択していく選択問題で、4題は文章中の内容を問う従来型のセンター問題と同じです。ただ、最後の問題は図表を問うタイプの問題で目新しい感じを受けました。

 

対策としては、従来の論説文の対策と同じで大丈夫と思われます。傍線部の前後を捉えより適切で近い意味を選び出せば正解を導き出すことは可能です。

 

第3問 物語文(選択問題)

物語文の内容は以下の通りです。

 

  • 29年度「幸福な王子」読解問題(設問:5問)
  • 30年度「吉原幸子の詩、エッセイ」読解問題(設問:6問)

 

まず、29年度、30年度共に設問1で文中で使用されている語句の意味説明を問う問題が出題され、これはセンター試験の形式を踏襲していると考えられます。

 

また、他の設問は文中で使用されている語句、1文の説明として適切なものを選択していく選択問題で従来のものと変わりません。よって、対策も従来の物語文の対策で十分と言えるでしょう。

第4問古典文学(古文)(選択問題)

古文は以下の形です。

  • 29年度「源氏物語」より関係する3文(内容は同一のもので清書を行った人物が異なる物)からの読解問題(設問:6問)
  • 30年度「源氏物語」より抜粋された文章に関する読解問題(設問:5問)

 

実は、この2つのプレテストで一番形式が変わったのが古典です。まず変わった点として、30年度は設問2で古文単語を問う問題でした。これは従来のセンター試験と同様ですね。なお29年にはありませんでした。

 

そして29年には敬語の主語を問うなどゴリゴリの文法問題が出題されていましたが、30年には全て姿を消して助動詞の意味などから文の意味内容を問う形式に変わっていました。

 

内容的に少し簡単になっていました。対策としては、細かな文法知識を詰め込むというより、古文を読み内容把握に務めることが大事だと言えそうです。

 

古文の勉強に関してはこちらを参照してください。

 

第5問 古典文学(漢文)(選択問題)

漢文については以下の通りです。

 

  • 29年度「司馬遷:史記」より抜粋した本文とそれに関するレポートの2部の資料を用いて設問について読解を行う。(設問:7問)
  • 30年度「劉基:郁離子」より抜粋した本文とそれに関する解説文の2部の資料を用いて設問について読解を行う。(設問:5問)

 

まず、29年度、30年度共に設問1については文中で使用されている語句について最も適切な意味の説明となっているものを選択する問題が2題出題されました。

 

また、漢文の返り点を用いた1文の読解、文中で使用されている語句、1文の説明として適切なものを選択していく選択問題が出題されました。

 

プレテストの分析のまとめ

以上のような問題構成となっており、雑感としては、第一問の記述問題が付け加わっただけで、センター試験と出題傾向に大きな違いは見られないと感じました。

 

また、第二問の現代文では読解に必要な資料が出てきたとはいえ回答に必要な資料数の変化が見られ、30年度版の方が少しばかり問題の難易度が下がっているように見られます。

 

また、古文、漢文についても問題数が減少しており、古典文学に対して苦手意識のある学生が多い現状を考えると、難易度が下がっているように見られます。

 

まだまだ、プレテストの段階ですが、共通テストでみなさんが高得点を取れるよう、情報発信を続けますので今後もHIMOKURIをよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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