【漢文勉強法】漢文の句法、返り点、登場人物についての学習法

みなさん、こんにちは。

 

今回は、「漢文の勉強法について」記載します。

 

漢文の学習法で大事になるのが「句法、返り点」「人物」です。

 

私は「句法、返り点」「登場人物」この2点について理解することが出来れば漢文の学習にとって大きなプラスになるのではないかと考えます。

 

それではこちらの「句法、返り点」と「登場人物」について以下にそれぞれの内容についてまとめ、解説を行っていきたいと思います。

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漢文の句法、返り点について

それでは「句法、返り点」について、解説をしていきたいと思います。

 

皆さんは漢文の「句法、返り点」をご存知ですか?

 

句法とは「この漢字が使われる時はこう訳す」という漢文における決まりごとです。

 

この句法という決まりごと、英文法や古文の文法と比較すると圧倒的に少ないです。

 

なので、まずはこの句法を覚えていきましょう。句法は多く見積もっても100程度です。漢文の句法の例として下記のものが挙げられます。

漢文の代表的な句法否定

反語

使役

疑問

 

覚え方のオススメですが、個人的には音読を繰り返すことです。例えば、否定の「非花」という言葉を見れば「花にあらず」と日々口に出すと覚えやすかったりします。

 

もちろん、他の方法でもいいですが、大事なのは継続をし続けることです。ただし、漢文はあまり時間が取れる科目でもないので、隙間時間にささっと集中して行うのが大事ですね。

 

次に「返り点」について説明を行っていきます。返り点とは、漢文の読み方のルールを記号化したもので、これを参考にして文章を読み進めていきます。漢文の学習を行ううえで返り点の習得は必須です。

 

それではここで返り点にはどういったものがあるのか見ていきましょう。返り点は全部で4種類です。種類も少なく覚えるのは簡単です。

返り点の種類1、レ点

(1文字戻って読む)

2、一二三点

(一、二、三と記号が振られている漢字から順番に読んでいく)

3、上中下点

(上、中、下と記号が振られている漢字から順番に読んでいく*一二三点を優先して先に読む)

4、甲乙丙点

(甲、乙、丙と記号が振られている漢字から順番に読んでいく*一二三点、上中下点を優先して先に読む)

簡潔にまとめると上記のようなルールの中で使用されています。

 

それではここで、漢文学習でオススメの書籍を紹介します。

 

そう!こちらの書籍です。「【古文勉強法】古典単語と古典文法の習得方法について」で古典文学を学習する際のオススメの本として紹介をさせて頂いたかと思いますが、漢文でも同じシリーズから出版されております。

 

せっかく参考書を準備するなら同じシリーズで揃えたほうが学習がはかどります。こちらのタイトルからアマゾンの購入ページに進むことができます。もしよければ1度お試しください。

 

それでは次に「登場人物」を理解するという内容でなぜ登場人物について理解する必要があるのか、またどのようにして登場人物であると判断を行っていくのかについて解説を行って参ります。

漢文での登場人物の読み方について

こちらでは、漢文の作品における登場人物に対して判断する方法と、漢文を読み進めていくうえで、なぜ登場人物を理解することが重要であるのかについて解説を行って参ります。

 

皆さんは漢文の試験に挑む際に何が分からなくなり、問題に対する解答を行ううえでの弊害となっているのでしょうか?「誰が何を言っているのか分からない」「この文章における行動を取ったのは誰なのかわからない」といった疑問から、回答の手が止まってしまったことはありませんか?また、理解したつもりでいたのに答え合わせを行うと全く違う内容で物語が進んでいたという経験は無いでしょうか?

 

主語を理解していないと、本来の形とは全く違う内容で理解をしてしまうことが多々あります。

 

それではそういった誤解を防ぐために、正しい「人物を表す文章」であるかどうかを見極める方法をこちらで解説を行って参ります。

 

主語発見に注意する単語「使~」等使役の句法:「~をして」と読み人物を表す。

「~曰、」の部分:「~が言うには」と訳すことが出来、人物を表す。

 

こういった方法で登場人物を断定し、それぞれの発言や事柄について「誰が発した言葉であるのか」また「誰に関係した事柄であるのか」といった内容を理解することが出来れば漢文の読解は非常にスムーズになり、思い違いも防ぐことが出来ます。

 

最後に

漢文の学習方法についての内容いかがでしたか?

こちらの記事でお伝えした内容は漢文を勉強していく上で頭に入れておいて欲しい内容です。また、漢文においても古典文学と同じようにその言語の読みに触れ理解する必要があります。

 

最後になりますが、漢文の学習においても作品を読む数をこなし、漢文という文学に慣れる事が必要です。ぜひ、この記事を読んだことをきっかけに少しでも漢文という文学に興味を持ち多くの作品に触れてみてください。

 

ちなみに古文の学習については「【古文勉強法】古典単語と古典文法の習得方法について」に記事がありますので、よければそちらも読んでみてください。

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