【国語勉強法】読書は国語の勉強に役立つのか(受験生必見)

国語勉強法

みなさんこんにちは。受験生のみなさんは入試が近く最終的な勉強の調整に忙しいことと思います。そんな中、読書について今回語りたいと思います。

 

受験業界でよく話題になることについて「読書は国語の勉強に役立つのか」という疑問です。読書をすることと受験で点数をとることとはつながりがあるのかよく言われます。

 

この「読書は国語の勉強にやくに立つのか」という疑問に対し私の率直な意見を申しますと「役に立つ」と考えております。但し、直接的でなく、間接的に役に立つと考えております。

 

それでは早速ですが、なぜ間接的にでも読書が国語の得点力向上に役に立つと私が考える理由について以下に3点でまとめ理由を述べていきたいと思います。

 

なお、結論から言うとその3点とは①批判的に物事を見るのに役立つ②漢字の訓練になる③読解スピードの向上と言う点です。以下、具体的に見ていきましょう。

物事を批判的に見ることができる

まず、国語の試験では、単に字ずらを追うのではなく、自身の読解力で文をきちんと分析して正解を求めなければなりません。

 

Norris and Phillips (1987)の「The relationship between reading comprehension and critical thinking: A theoretical study」によれば、読解力と文を批判的に読む力は読書によって鍛えることができ、読解力とクリティカルシンキングの間には関係があると結論付けています。

 

大学入学共通テストでは、国語の試験で多く目にする論説文の問題の中で作中のロジックを理解し、回答につなげる必要があります。問題となっている作品について内容を要約する問題といったものが出題されております。

 

詳しいことは「【2019年版】大学共通テスト国語の記述式の採点方法が明らかに!その対策も!」に述べています。一読してみてください。

 

ちなみに文部科学省によれば、読解力とは「自らの目標を達成し,自らの知識と可能性を発達させ,社会に参加するために,書かれたテキストを理解し,利用し,熟考し,これに取り組むこと」と定義しています。

 

こうした地頭を鍛えるために読書の有用性を書いた「「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書」と言う書籍はかなりのおすすめです。私が言いたいことを全て言い尽くしているので是非とも一読してみてください。

漢字の勉強になる

まず初めに挙げる読書を通して国語の勉強につなげることが出来るものとして「漢字」を覚える機会が増えます。読書をしていると活字に触れる機会が多くなります。

 

その為、自然と漢字を覚える、もしくは読めない漢字から意味を理解するといった力が身につくと考えます。テスト対策としての漢字の学習となると、漢字が記号のように見えてきて覚えることが難しくなってきます。

 

それと比べて文章を通して目にした、もしくは文章を読み進める中で意味内容を理解することが出来ずに自分で調べた漢字については、頭の中でストーリーとして記憶されるため、知識として身につくことが多いです。

文章を読むスピードがあがる

国語の試験に臨む際に必要となるスキルの中に文章を読むスピードが求められます。本を読み、活字に慣れることで文章を読み進めるスピードの向上が狙えます。

 

皆さんは「速読」といった言葉をご存知でしょうか?速読とは読んで字のごとく文章を早く読み進める技術です。早く文章を読む力がつくことで、短時間でより多くの情報を処理する能力が身につきます。

 

また、それに加えてスピード感をもって一つ一つの問題に取り組むことで時間的余裕が生まれ、気持ちの余裕にも繋がってきます。

読むものは漫画でもいいのか?

よくある質問の一つに「読解力を上げるには漫画でもいいのか?」という質問を受けます。結論としては、全く読まないよりいいので読書週間の動機付けに良い、ということです。

 

これは、データを探したのですが漫画の有効性を示すものはありませんでしたが、長年塾講師などの経験から全く漫画を読まない子より漫画を読む子の方が漢字能力の高さ、国語自体の点数の高さが現れています。

 

これは、私の肌感覚なので、客観的な正しさを担保することはできませんが、読解力向上という点で読んだ方がいいでしょう。

 

但し、漫画は絵がついている以上、小説での場面の想像や抽象度の高い概念の理解という点で想像力を妨げる恐れがあります。漫画のみに頼る国語力向上は控えるべきです。

最後に

先に述べました3つの理由から私は読書は国語の勉強になると考えます。しかし、読書を試験の点数を取るためのものであると考えて取り組むのであれば、それなりの期間と量が必要となってくると思います。付け焼刃的な学習方法としてはオススメできません。

 

しかしながら、読書は知識と心を豊かにしてくれるものです。「読書とは作者との対話である」であり、試験は「作成者と受験生との対話である」というのは受験業界での通説ですね。

 

文章を読むと思うと読書に対して億劫に感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、それが作者との対話であると考えると少し読書に対する苦手意識といったものが薄れるのではないでしょうか?

 

読書を通して得ることが出来る「相手の気持ちを理解する」「起こっている出来事に対して客観視をして、第三者的な目線から物事を判断する」といった経験は、社会に出てからも必ず役に立つものです。また、博識な人物の言葉には周りの人々も耳を傾けます。

 

生きていく中で読書から得られるものは非常に多くあります。皆さんもぜひ、読書の機会を設けてみてください。必ず役に立つ時があります。

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