前置詞+関係代名詞と関係副詞の関係について解説!演習問題で理解を深める【英文法】

関係詞

今回は英文法の「前置詞+関係代名詞と関係副詞」について学びましょう。

 

関係代名詞は分かっていても前置詞と関係代名詞がセットになると難しく感じますが、関係代名詞の基本と関係副詞の基本も振り返り、関係代名詞のみの場合とどの点がちがうのか、例文を交えてじっくり解説します。特に両者の書き換えは受験に頻出事項なのでしっかりとできるようにしましょう。

 

記事の最後には演習問題も用意しましたので、理解を深める復習に役立ててくださいね!

今回の記事を読んだらわかること・英文法の前置詞+関係代名詞がわかる

・前置詞+関係代名詞と関係副詞の置き換えがわかる

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前置詞+関係代名詞と関係副詞

関係代名詞、関係副詞とは

前置詞+関係代名詞を学ぶ前に、英語の関係代名詞と関係副詞をおさらいしましょう。

 

まず関係詞からおさらいしましょう。関係詞とは直前の名詞(=先行詞といいます)と直後の節(関係詞節)をつなげます。代表的なもので代名詞の働きをするものを関係代名詞、副詞の働きをするものを関係副詞といいます。

 

関係代名詞について復習したい人は「【大学受験の英文法】関係代名詞について【基本編】」で学び直しましょう。

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前置詞+関係代名詞のかたち

関係代名詞とは表にあったとおり、主格、目的格の代わりをするので関係代名詞の後の文章は不完全になります。S(主語)かO(目的語)が抜けているためです。

 

そして関係代名詞を目的語にとった場合、動詞が自動詞で前置詞をともなう時や動詞の熟語で前置詞を使う場合「前置詞+目的語の関係代名詞」のかたちになります。

 

例文でみていきましょう。

 

「これは私があなたに話していた動画です。」という英文を作るとき、

This is the video.(これは動画です。)+ I told you about it.(私があなたに話したそれです。)→This is the video which I told you about.

 

このかたちでもOKですが、前置詞を関係代名詞whichの前に持っていくことができます。

This is the video about which I told you.(これは私があなたに話した動画です。)

 

最初の例文は物の場合でした。人の場合はどうでしょうか。「キョウコが話している男の子を知っていますか。」という文を作りたいときの例文です。

 

Do you know the boy?(男の子を知っていますか。)+Kyoko is talking to him.(キョウコが話している彼です。)
→Do you know the boy to whom Kyoko is talking?(キョウコが話している男の子を知っていますか。)

 

このとき目的格の関係代名詞(人)なのでwhomにすることを忘れないようにしましょう。to whoでは間違いです。

 

注意!:前置詞が関係代名詞の前に来るときは関係代名詞にthatは使えません、関係代名詞の省略もできません。また、群動詞の前置詞は「動詞+前置詞」でひとつのかたまりなので動詞と切り離して関係代名詞の前に持っていくことはできません

 

【群動詞 look for】・My sister found the key(which/that)I had been looking for.(私が探していた鍵を妹が見つけました。)

 

ポイント

関係代名詞の目的格で前置詞をともなう時、関係代名詞の前に前置詞をもってくる。

 

前置詞+関係代名詞と関係副詞の置き換え

in which や on whichのように前置詞+関係代名詞が使われている場合、関係副詞に置き換えることが可能です。

 

先ほどの例文で確認しましょう。

 

【”場所”前置詞+関係代名詞=関係副詞where】
・This is the hospital where my sister works.(これが私の妹が働いている病院です。)

 

2文に分解したとき、下記のようにすることができます。

・This is the hospital.   + My sister works at the hospital.

 

つまりwhereat whichに置き換えることが可能です。

→This is the hospital at which my sister works.

 

【”時”前置詞+関係代名詞=関係副詞when】

・Wednesday is the day when the garbage truck comes.(水曜日はごみ収集のトラックが来る日です。)

これも2文に分解してみましょう。

Wednesday is the day. + The garbage truck comes on Wednesday.

→Wednesday is the day on which the garbage truck comes.

 

置き換えのときに前置詞が何になるのかは関係詞節内の動詞との関係を考えて適切な前置詞を使うことが大切です。

 

ポイント「場所」+in/at which = 「場所」+where

「時」+on which = 「時」+ when

 

whereかwhichか置き換えの注意

関係詞節の中でwhereは場所をあらわす副詞の役割をして、関係代名詞は節の中の主語や目的語の代名詞の役割をします。先行詞によって関係詞の使い分けをしているのではなく、関係詞節(関係詞の後ろの文)によって関係詞の使い分けをするので注意です。

 

次の2つの例文で確認しましょう。

・Do you know the country where grandfather was born?(あなたは祖父が生まれた国を知っていますか。)

・Do you know the country which grandfather visited?(あなたは祖父が訪れた国を知っていますか。)

 

どちらも先行詞はthe countryですが「祖父が生まれた国」はgrandfather was born in the countryです。そのため場所の前置詞+関係代名詞in whichだから関係副詞whereに置き換えられます。

 

2つめの例文ではgrandfather visited the country.となります。visitは他動詞で目的語を取りますのthe countryは目的語です。そのため目的格の関係代名詞whichとなります。

 

場所だからwhereと安易に考えないようにしましょう。必ず関係詞節の中で副詞のはたらきをしているのか、名詞のはたらきをしているのか見極めましょう。

 

前置詞+関係代名詞と関係副詞の演習問題

今回勉強した前置詞+関係代名詞と関係副詞の復習もかねて早速演習問題にチャレンジしましょう。

 

1から4問めまでは、問題の日本語の意味に合うように答えを選択肢から選んでください。5問めと6問めは関係副詞の置き換えです。解答と解説はチェックボックスを開いたらでてきますよ。

 

1. The city(      )you was born.(その町はあなたが生まれたところです。)
(ア)which  (イ)in which (ウ)in that(エ)who

(イ)in which
<be born in+場所>で「生まれたところ」なので、you was born in の inを関係代名詞whichの前に持っていきます。よって(イ)in whichが正解です。前置詞とthatは一緒に使えませんので「前置詞+関係代名詞that」が選択肢にあればすぐに除外しましょう。

 

2. This is the cafe(      ) I told you yesterday.(これは私が昨日あなたに話したカフェです。)
(ア)whom(イ)about who(ウ)which(エ)about which

(エ)about which
「あなたに話した」は<tell+人+about+物>ですのでこの場合 I told you about the cafeです。the cafeは人以外でwhich、よって(エ)about whichが正解です。

 

3. He is the actor(      )I sent a fan letter. (彼は私がファンレターを送った俳優です。)
(ア)to whom (イ)to which (ウ)which (エ)who

(ア)to whom
<send+物+to+人>で「人に物を送る」となります。関係詞節にIの主語はあります。元の文ではI sent a fan letter to himとなりますのでto whomの関係代名詞の目的格が入ります。したがって(ア)to whom が正解です。

 

4.They know the woman(            ) I was talking.(彼らは私と話していた女性を知っています。)
(ア)who(イ)about that(ウ)with whom(エ)that

(ウ)with whom
「私と話していた人」は進行形なので<be動詞+talking+with+人>です。前置詞のwithと人のwhomが入ります。したがって(ウ)with whomが正解です。

 

5. That is house in which I lived.(あの家は私が住んでいた家です。)
→That is house (      ) I lived.
(ア)who(イ)when(ウ)where(エ)why

(ウ)where
最初の文は<live+in+名詞>でI lived in the houseなので前置詞in+関係代名詞whichです。「場所」+in which = 「場所」+whereとなりますので(ウ)whereが正解です。

 

6.  Do you remember the day on which you played soccer with him?(彼と一緒にサッカーをした日を覚えていますか。)
→Do you remember the day (                ) you played soccer with him?
(ア)who(イ)when(ウ)where(エ)why

(イ)when
元の文はyou played soccer with him on the dayですので前置詞on+関係代名詞whichとなります。「時」+on which = 「時」+ whenですから(イ)whenが正解です。

 

まとめ

いかがでしたか。前置詞+関係代名詞について理解できたでしょうか。少しややこしく感じますが順序だててしっかり考えて練習をすれば身につくはずです。

 

先行詞を説明する関係詞節は、前置詞+関係代名詞の場合、前置詞からスタートしてひとかたまりの意味になると覚えましょう。

 

より詳しく、問題演習をしたい人は「全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)」か「Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服」をご利用ください。

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