共通テストに向けた物理の対策と勉強法〜プレテストとセンター試験から分析(オススメ参考書も)

理科勉強法

2021年大学入試で、センター試験が廃止され、代わりに大学入試共通テストが行われます。その実際の試験を行う前に平成29年と30年プレテストが行われました。そこで、今回はプレテストを分析して共通テストに向けて物理をどのような対策を立てて勉強をしていけば良いのか解説します。

 

具体的には、プレテストで現れた物理の問題とセンター試験とを比較して両者の相違点を分析していきます。物理の分野を含めた詳細は下記に書きますが、物理に関しては、以前のセンター試験よりもグラフから情報を読み取り、その数値を反映させる出題がなされるという変化があります。

 

そのため、以前同様の単純な穴埋めでは高得点は望めない出題となっています。加えて、出題範囲も広いこと高校2年で物理を習い始めるため入試レベルになるまでの時間が短いのも大きな注意点です。

 

そこで、こうした分析をもとにどのような勉強をして、またオススメの参考書や問題集も記載します。みなさんが少しでも点数を取れることを応援しています。

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センター試験と大学入試共通テストの物理の違い

物理は新教育課程によって範囲が大きく変わりました。教育範囲では物理基礎と物理に変化しましたが、物理基礎は力学の導入がメインで波動内容の履修が物理の範囲に割かれるようになりました。

 

センター試験では、以前の教育課程では原子に関わる内容の出題はなく、その範囲は大学入試の二次試験で出る程度でした。しかし、大学入試共通テストの場合は物理に原子分野が必修となります。

 

原子分野の出題は旧教育課程の物理1の範囲では出題がされていないため、物理IBと呼ばれた時代のセンター試験の問題を中心に演習が必要です。更に、原子分野が出題に入ることで、分子の運動に関わる熱力学や電磁気の分野に関して、より深い理解が必要になります。

 

では、センター試験で物理Iとして出題されていた年の問題が役に立たないと言うわけではありません。物理基礎を選択する場合は、この範囲の問題を制限時間内に解くことができれば高得点を狙うことができます。

 

物理基礎の特徴は、基本的に力学を中心とした、物理の基礎を中心とした範囲です。ですが、物理IIに該当する原子に関わる内容がセンター試験の問題になるため、対策は必要です。

大学入試共通テストとセンター試験の共通点

大学入試共通テストとセンター試験の共通点は、解答時間や問題の解答方法は以前と同じマークシート式です。制限時間も変わりありません。

 

大問4つ編成で、物理基礎・物理で履修した内容を元に出題されます。ただし、大学入試共通テスト以前と現在の物理の履修範囲がずれている影響があるため、範囲に合わせて対策が必要です。

 

それでは、この共通テストの物理の分析をもとにどのような勉強をしていけばいいか述べさせてもらいます。

大学入試共通テストの勉強法

大学入試共通テストの物理の勉強方法ですが、結論、「基本を大事にする」ということです。

 

最初に意識すべき点は、物理は高校二年で初めて履修し、3年の後半まで試験範囲が終わるケースがほとんどです。それと同時に、数学III・Cの対策も必要なため、習った範囲は習った時点で、大学入試共通テストの難易度の問題を解けるようにしておく意識を持つことが何よりも大切です。

 

高校二年だし、習い始めだからまだ意識しなくてもいいわけではないのです。事実、高校理系で物理の選択を諦める理由がこの数学III・Cとの両立が困難だからです。

 

なので、高校二年で理系の進路をとり、工学部、理学部、医学部・薬学部の進路を考えている人は事前に大学入試共通テストやセンター試験の過去問を解答する習慣を身に着けるべきです。大学入試共通テストの問題は、解答はマークシート式であるものの、国公立大学の二次試験で必要なグラフや写真から情報を読み取る力が要求されます。

 

普段から、大学入試共通テストの問題の選択肢を見ない状態で、問の最後まで問題を解き、その過程で正しい解答を導き出す習慣を身につけることが大切です。

 

物理は学ぶ履修が高校二年からということで、二次試験レベルまでに得点力をあげるまで時間が短いため、普段の勉強習慣が物をいう教科です。そのため、早くからコツコツと着実に実力をつける必要がある科目です。

 

そして、もし可能なら独学で早めに勉強を始める必要があります。次にオススメの参考書について記載してみます。

物理の勉強でのオススメ参考書

まず、「大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[力学・熱力学編]が面白いほどわかる本」がおすすめです。公式の使い分け、問題へのアプローチの仕方がかなり分かりやすく書いてあります。対話形式で説明がされていてすらすらと読み進めることができ、イラストも豊富でイメージもつかみやすいのが特徴です。

 

ちなみに、このシリーズは3冊に分かれていて「大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[電磁気編]が面白いほどわかる本」「大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[波動・原子編]が面白いほどわかる本」があります。こちらも萌え絵とは裏腹に基礎からきちんと独学で勉強できるのでおすすめです。

 

あと、問題数が少ないですが解説が充実している「宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動」もおすすめです。ただ、題名が「宇宙一」とついてますが、別段普通の参考書だと思います。イラストが多いのでなんとかやる気にはなります。

以上、物理の簡単な勉強法でした。みなさんの勉強の指針にでもなれば幸いです。

次の記事は「大学共通テストに向けた物理の各分野及び勉強法」と物理自体の分野について詳細に分析しています。是非とも読んでみてください。

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地学についての記事は「大学入学共通テストに向けたおすすめ地学の勉強法」にあります。よければ一読してみてください。

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