大学入学共通テストに向けたおすすめ地学の勉強法

2021年大学入試で、センター試験が廃止が決定し代わりに大学入学共通テストが実施されます。大学入学共通テストが実施される際、現在行われているセンター試験との違いに不安を覚えている人も少なくないのが現状です。

 

特に、理系科目で現在最も選択者が少ないと言われている地学の場合は、選択の際に悩む人も多いのではないでしょうか?

 

ですが、地学は選択者が少ないからこそのメリットや、理科を一教科選択が必要の際の救世主になります。しかも、学習時間が圧倒的少なくても高得点を狙える科目として受験業界では美味しいと評判の科目だったりします。特に文系国立志望者に対しおすすめの科目です。

 

今回はそんな地学の大学入学共通テストにとセンター試験との違いに関して重点的に解説します。

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センター試験と大学入学共通テストの地学の違い

 

新教育課程になって、地学の出題は地学基礎と地学と別になります。

 

地学基礎は以前の地学Iよりも新教育課程の場合は、内容が薄くなりますので、難易度は下がることが予想されています。加えて基礎科目の場合は、2教科で60分解答のためスピードがより求められます。

 

しかし、地学を選択する場合は、地学Iよりも深い理解が必要となる分野です。

 

具体的な出題変化は、地層、地球の歴史、宇宙の範囲が選択問題の出題でしたが、全て必修になるのが大きな変化です。

 

教科書で一番理科の科目で追加項目がなく、出題範囲には変化はないのですが、選択問題がなくなるため万編なの知識が必要になります。負担は以前よりも増えることになるので、まんべんなく様々な問題の演習が必要となります。

 

問題の質に関しては、センター試験よりも文章の選択肢がより多くなるため、キーワードだけの暗記は危険です。

 

また、他の理系科目同様、図表や数値を見て現象の意味を問う傾向が強くなるため、資料集等は普段から見ておくと有利になります。

 

地学の場合は地学Iの範囲を超える可能性もあるため、地学IB時代のセンター試験の問題も活用することをおすすめします。これは、現在の地学が地学IBまでの範囲と近いためです。

 

大学入学共通テストとセンター試験の共通点

大学入学共通テストとセンター試験の共通点は、地学は解答形式がマークシートの選択での解答である点です。加えて、地学まで履修すれば、地学IBまでのセンター試験の範囲とほぼ同じになります。

 

そのため、地学で短期間で大学入学共通テストをパスしたいと考えている場合は、その頃の問題までカバーすることが大切です。

大学入学共通テストの勉強法

大学入学共通テストになると地学の選択は難しいと思いがちですが、理科の科目の中で、一番暗記項目が絞られており加えて新しく増える分野も少ないため短期間で合格点を取れる難易度なのは変わりありません。

 

たなか君
たなか君
つまり、簡単てこと!!

 

理科で化学や生物選択者でも、大学入学共通テスト向けの対策をしっかり行えば未履修だったとしても半年でかなりの高得点を狙うことができます。(中には3ヶ月で行う猛者もいます)

 

地学を大学入学共通テストで高得点を狙うなら、センター試験でIBの範囲を含めて、問題を解き、自分の得点源の低い範囲は解説や資料集等を見た上で知識を深めるのが最短です。大学入学共通テストはあくまセンター試験の代わりになるので、重要な要点やポイントに関してはあまり変化はないと言えます。

 

ただし、選択問題が廃止され、教科書全ての内容が範囲になります。そのため地学Iのセンター試験の問題は選択全てを時間内に解答する練習をすることがおすすめです。

 

60分でやるには分量が多いものの、その分量の多さになれると大学入学共通テストの場合は非常に優位に問題を解答することができます。

 

また、地理を選択している場合は地学と近い分野が出てくるので、選択をしている場合は一緒に覚えるとより知識が深まります。

 

そのため、一年で社会の選択で悩んでいる場合は地理選択にしておくと、苦手な理科をカバーできる科目を社会からも選ぶことができると知っておくといいでしょう。

おすすめの参考書について

地学ですが、基本的に学校で地学の先生がいない、授業がないなどの状況があり、その場合地学は自学自習をしなければなりません。

 

そこでおすすめの参考書ですが「ひとりで学べる地学 最新第4版 (COLOR LECTURE)」です。もう授業を想定していない自学自習用のテキスト、というか地学の参考書があまりにもなさすぎてこれが一人勝ちしている状態だったりします。

 

これがわかりにくい人は「改訂版 センター試験 地学基礎の点数が面白いほどとれる本」がおすすめです「地球が丸い話」や「地球一周の距離」をギリシャの哲学者の雑学風に記載してあり読んでていて面白いです。また、「地震・火山・生命の誕生・環境問題・宇宙」など興味深いテーマが続きます。

 

最初のとっかかりにいいかもしれません。ただ、これだけでもセンター8割をとったという強者もいますので意外とこれと過去問だけで行けるかもしれません。センターの過去問は駿台から出ている「大学入試センター試験過去問題集地学基礎 2020 (大学入試完全対策シリーズ)」がおすすめです

 

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