【仮定法】仮定法現在と仮定法未来(if+動詞の原形やshouldを使った仮定法現在・未来)を解説!

仮定法

今回は仮定法現在と仮定法未来について学びましょう。仮定法現在とは、特定の動詞と形容詞を使ったときに、that節の中の動詞が原形であり、今までのように時制のずれで現実との距離をとる過去形や完了形を使わない表現です。

 

それぞれ例文を使って解説していきます。仮定法未来ではwere toとshouldの違いについて現実的なのか非現実的なのかの特徴をおさえて、試験に備えましょう!

 

今回の記事を読んだらわかること・英文法の仮定法現在がわかる

・仮定法現在で重要な動詞と形容詞がわかる

・英文法の仮定法未来(should, were to)がわかる

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仮定法現在とは

仮定法現在とは、提案や命令、主張や要求といったことをあらわす動詞重要な事、必要な事をあらわす形容詞が使われる文でthat節の中の動詞が原形になり、that節以降の内容は実際にはまだ起きていない仮定の話である為、このような用法を仮定法現在といいます。

 

S先生
S先生

今までのように過去形、過去完了を使わない動詞の原形を使った仮定法と言えるわね。

 

提案・命令・要求・主張をあらわす動詞の仮定法現在

提案や命令、要求や主張をあらわす動詞のあとのthat節内の動詞は原形にします。その際に注意するのは、that節の中の主語がheやsheなどの3人称単数であっても、動詞は原形を使うことです。試験に出ても惑わされずにしっかり動詞の原形で解答しましょう。

 

なぜ動詞の原形かというと…それは、本来動詞の前にshouldがあったからなのです。仮定法現在ではthat節の中のshouldが省略されているので動詞の原形だけが残ったとなるわけです。

これらの動詞はちょっと大変ですがこの機会におぼえてしまいましょう。では例文で確認します。

 

・I suggest that she wait and see.(彼女は様子を見てみるのがよいと思います。)

※注意※ 例文のthat節の中の主語は3人称単数のsheですが、動詞のwaitとseeは原形です。

 

・I recommend that you exercise more.(もっと運動するようお勧めします。)

必要な事、重要な事をあらわす形容詞の仮定法現在

先ほどの特定の動詞同様、主節に必要な事や重要な事をあらわす形容詞が使われた場合もthat節の中の動詞は原形となります。これもthat節の中の動詞の前にshouldが置かれていたものが省略されている為です。

 

それでは例文をみていきましょう。

 

  • It is important that you go there.(あなたがそこに行くのが重要です。)
  • It is necessary that you go to bed early for your health.(健康のために早く寝ることが必要です。)

 

今回学んだthat節の中の動詞の原形はshouldが省略されているので、shouldを使っての書き換えも可能です。

 

  • I suggest that she wait and see.(彼女は様子を見てみるのがよいと思います。)
  • →I suggest that she should wait and see.

 

  • It is important that you go there.(あなたがそこに行くのが重要です。)
  • →It is important that you should go there.

 

  • It is necessary that you go to bed early for your health.(健康のために早く寝ることが必要です。)
  • →It is necessary that you should go to bed early for your health.

 

なぜ動詞の原形が使われるのか理解していればという事と、どんな動詞・形容詞が使われるかを覚えていれば、出題をされてもバッチリですね!

 

仮定法未来とは

未来のことをあらわす仮定法について勉強しましょう。「仮に~するとしたら」「万一~するとしたら」などのこれから起こるであろう未来の事柄についての仮定法です。実現の可能性がゼロに近い場合から実現の可能性がある場合の表現で2つあります。それではみていきましょう。

 

were to + 動詞の原形

if節の中でwere toを使うと未来の事柄についての仮定をあらわし、日本語では「仮に~するとしたら」という意味になります。

 

これは実現の可能性が0%の場合から、実現の可能性がある場合まで、話し手によっていろいろな想定があります。どれくらい実現の可能性があるかは、発言の内容や文脈から判断するしかありません。それでは公式で確認してみましょう。

 

未来のことをあらわす仮定法 were to 公式:「仮に~するとしたら」

 

公式を確認したところで例文を3つみていきましょう。

 

・If you were to win a lottery, what would you do?(もし宝くじに当たったら、あなたはどうしますか?)

・If you were to give your mother a bouquet of carnations, she would be pleased.(仮にあなたがお母さんにカーネーションの花束を贈ってあげるなら、彼女は喜ぶだろう。)

 

このwere toは実は「be動詞+不定詞」の過去形であって、通常の「be動詞+過去形」と同様に定まった未来の事をさしています。しかし、were toは現実との距離をあらわす過去形のwereが使われているので、空想上の定まった未来をあらわしているということになります。

 

また、口語では主語が1人称単数、もしくは3人称単数の場合ですと、wereの代わりにwasが使われることもあります。

 

・If I was to fail again, my boss might fire me.(もし私が再び失敗したら上司は私をくびにするかもしれない。)

 

あくまで口語の場合ですので、記述の場合は使わないように気をつけてくださいね。

should + 動詞の原形

if節で使われるshouldは実現の可能性が考えられない、極めて可能性が低い場合に使います。しかし、まったく不可能と思われることをあらわすときにはshouldは使えません。公式で確認しましょう。

 

未来のことをあらわす仮定法 if節のshouldの 公式:「万一~すれば」

まずありえないだろうという意味を含んでいるので下記のような例文につかわれます。

 

  • If she should change her mind, she would let me know.(万一彼女の気が変われば、私にしらせるだろう。)
  • What will you do if you should fail this project.(万が一、このプロジェクトに失敗したらどうしますか。)
  • If we should be late, don’t wait for us.(万一私たちが遅れたら、待たなくてもよいです。)

 

公式にもあるように、今回のIf + S(主語)shouldは、仮定法とみなさずに直接法と考えて過去形の助動詞を主節で使わずに表現することもできます。

 

・If your teacher should find out about your cheating, she will punish you.(もし先生があなたのカンニングを知ったら、あなたを罰するでしょう。)

 

実現の可能性が全くない仮定の話には、shouldは使いません。

〇If I were a bird, I would fly to you.(万一鳥になったらあなたの所に飛んでいくのに。)

✕If I should be a bird, I would fly to you.

 

少し難しいですが、例文で確認してしっかりポイントを押さえましょう。

仮定法現在・仮定法未来まとめ

今回は、英文法 仮定法現在と仮定法未来について勉強しました。ポイントはいずれも「動詞の原形」でしたね。

 

今まで学んできた時制をずらす仮定法過去や仮定法過去完了とは少し違いましたので、つかみにくいところもあったかもしれません。その場合は例文を見直したり、問題を解いたりして理解を深めてくださいね。

 

仮定法については「【仮定法過去】高校英語の仮定法とは?英文法の仮定法過去を例文とともに解説」を読んでいきましょう。

より実践的に仮定法の問題を解きたい人は「【大学入試に出る英文法】仮定法の例文問題を集めました」を御覧ください。センター試験過去20年分にわたる仮定法の問題を集めています。ぜひ、ご利用ください。

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