不定詞と動名詞の違いと区別について解説!(演習問題つき)【英文法】

準動詞

今回は不定詞と動名詞の区別について学びます。どちらも似たような意味合いで使うことが多いですが、不定詞と動名詞の性質は異なります。特徴を捉えてしっかり理解を深めたいですね。

 

最後に演習問題も用意してあります。解答のチェックボックスを開けるとこたえとともに解説も出てきます。復習して記憶の定着に役立てましょう。

 

今回の記事を読んだらわかること・英文法の不定詞と動名詞の名詞的用法の違いがわかる

・不定詞と動名詞で意味の異なる動詞がわかる

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不定詞名詞的用法と動名詞の違い

今回は不定詞と動名詞の区別について学んでいきましょう。

 

両方とも日本語の意味は同じように感じますよね。

 

まず、不定詞とは…。これからのこと、未来志向で、動名詞は現実に起きていること、過去志向であります。その違いや区別の仕方を説明していきますので使い方や不定詞、動名詞で意味の捉え方がちがう動詞など丁寧に見ていきましょう。

 

不定詞と動名詞の名詞的用法の違いについて学びましょう。

 

不定詞は未来志向です。

 

to不定詞のtoは前置詞のtoと同じく向かっていくイメージを持っているので未来に向かう時間的な方向を示しています。

 

不定詞を詳しく復習したい人は「英文法の不定詞(不定詞の名詞・形容詞・副詞用法と否定の形)を例文を使って理解する【英文法】」をみてくださいね。

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不定詞を含む語句が名詞のはたらきをして「〜すること」という意味になり、文の中で主語S・補語C・目的語Oになります

この用法が不定詞の名詞的用法です。

 

それにひきかえ、動名詞はすでに起きてしまったこと、過去志向といえます。

動名詞はその名のとおり動詞に名詞のはたらきをさせることです。動名詞の作り方は、動詞にingを加えて意味は「~すること」となります。

 

 

動名詞のことを詳しくおさらいしたい人は過去の記事「英文法の動名詞の全て(メガフェプスや意味上の主語など)が10分で理解できる【大学受験の英文法】」で確認してくださいね。

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不定詞と動名詞の特徴は言い換えると、不定詞はこれからのことなので非現実的、動名詞は起きてしまったことを指すので現実的ともいえます。

 

不定詞をとる動詞の例
want to不定詞(~したい)、plan to不定詞(~を計画する)、decide to不定詞(~することを決めた)のようにこれからのことあらわす動詞が多いです。

 

動名詞をとる動詞は
enjoy~ing(~することを楽しんできた)、finish~ing(~するのを終わったところ)、give up~ing(~するのをあきらめた)などのように、過去を振り返って使われる動詞が多いです。

 

不定詞か動名詞で意味が異なる動詞

不定詞しか取れない動詞、動名詞しか取れない動詞とは違って、どちらも使える動詞もあるのですが、不定詞か動名詞をとるかで意味が全く異なってくる動詞があります。rememberを例にとってみてみましょう。

 

  • I remember seeing her at the party.(私はパーティーで彼女に会ったことを覚えています。)
  • Remember to turn off the lights.(忘れずに照明を消してください。)

 

remember doingの動名詞では、「~したことを覚えている」という意味で使われるのは、動名詞が過去思考/現実であるため、「会ったことを覚えている」という訳になります。

 

一方remember to不定詞の場合は、未来志向/非現実なのでこれからすることを指していますね。そのため、「(これから)~することを覚えておく、忘れずに(これから)~する」となりますので「忘れずに消す」の訳になります。

 

試験で問われやすいところとなりますのでしっかり覚えてしまいましょう。

 

不定詞・動名詞で意味が異なる動詞
to不定詞動名詞
remember忘れずに~する~したことを覚えている
forget~することを忘れる~したことを忘れる
regret残念ながら~する~したことを後悔する

try to+V と try Ving について

今度はtryに注目してみましょう。

 

try to + Vは「~しようと試みる、~しようとする」、try doingは「試しに~する」です。例文で確認しましょう。

 

・I tried to talk to him.(私は彼に話しかけようとした。)※過去のその時点では話していない。

・I tried talking to him.(私は試しに彼に話しかけた。)※過去のその時点で話した。

 

この場合もやはり、不定詞の特性「未来志向・非現実」、動名詞の特性「過去志向・現実」を意識すると分かりやすいですね。

 

動名詞のみを使用する場合の例文

動名詞のみを使用する動詞は「メガフェプスで覚えよう!」という動名詞の過去の記事でも解説しました。試験にでやすいので、ちょっと大変ですが暗記してしまいましょう。

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このMEGAFEPS/メガフェプスのstopだけは動名詞と不定詞で意味が異なりますので注意してくださいね。

 

動名詞動詞+ingをとる動詞(メガフェプス)<M>mind ~ing ~を嫌がる miss ~ing  ~しそこなう
<E>enjoy ~ing ~を楽しむ
<G>give up ~ing ~をやめる ~をあきらめる
<A>avoid ~ing ~を避ける admit ~ing ~を認める
<F>finish ~ing ~を終える
<E>escape ~ing ~をのがれる
<P>put off ~ing postpone ~ing ~を延期する
<S>stop ~ing ~をやめる

不定詞のみを使用する場合の例文

動名詞しかとれない動詞があるように、to不定詞のみを使用する動詞もあります。やはり不定詞の未来志向に相性のよい意味の動詞が多いです。

 

まとめましたので確認していきましょう。

 

不定詞をとる動詞agree to do ~に同意する
attempt to do ~を試みる
decide to do ~を決める
expect to do ~すると思う
fail to do ~できない
learn to do ~するようになる
hope to do ~することを望む
plan to do  ~を計画する
offer to do  ~を申し出る
promise to do ~を約束する
pretend to do  ~するふりをする
refuse to do  ~を拒む
wish to do   ~したいと思う

不定詞と動名詞の演習問題

今回学んだ不定詞と動名詞の区別の復習として問題を解いていきましょう!問題にあわせて選択肢から正しいものを選んでください。答えはチェックボックスを開いたらでてきます。

 

1.日本語の訳に合うように選択肢から正しい解答を選んでください。

We enjoyed (       )video games.(私たちはビデオゲームをして楽しみました。)

(ア)play (イ)to play   (ウ) played (エ)playing

(エ)playing
enjoyは動詞+ingの動名詞のみとります。そのため(エ)playingが正解です。

 

 

2.日本語の訳に合うように選択肢から正しい解答を選んでください。

My grandfather has decide (      ) his departure.(祖父は出発を延期することに決めました。)

(ア)to postponed  (イ)postponing   (ウ) postponed (エ)to postpone

(エ)to postpone
decideは不定詞をとる動詞です。そのため(エ)to postponeが正解です。

 

3.英文に合う日本語訳を選択肢から選んでください。

She tried to move the bed to the other side of the room.

(ア)彼女はベッドを部屋の反対側に動かしてみました。
(イ)彼女はベッドを部屋の反対側に動かそうとしました。

(イ)彼女はベッドを部屋の反対側に動かそうとしました。
tryは不定詞をとるか動名詞をとるかで意味の異なってくる動詞です。動名詞movingをとったときは、過去志向/現実なので「動かしてみた」となりますが、問題文はto不定詞なので、未来志向/非現実ですから「動かそうとした」となり、実際に動かしたどうかはその時点では不明です。したがって(イ)彼女はベッドを部屋の反対側に動かそうとしました。が正解です。

まとめ

不定詞と動名詞について違いを勉強してきました。不定詞の本質である未来志向と動名詞の本質である過去志向をとらえたうえで違いを考えると分かりやすいですね。

 

不定詞しかとらない動詞、動名詞しかとらない動詞、両方とるけれど意味が異なるものなどありました。不定詞の基本や動名詞の基本を学びたい人は過去記事もぜひ参考にしてくださいね。

 

より詳しく、問題演習をしたい人は「全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)」か「Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服」をご利用ください。

 

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