【受験の英語】センター試験の不要文摘出の問題が強くなる方法(2019年版)

英語勉強法

みなさん、こんにちは。みなさんは不要文の問題って分かりますか?長文の中で、文意に添わない文を選ぶ問題です。今回の記事では、センター試験などで出題されている不要文摘出問題の勉強法についてご説明したいと思います。

 

なお、前回「大学入学共通テストの英語について」を解説しています。共通テストの情報を知りたい人は是非とも読んでください。

さて、それでは、早速センター試験の不要文の問題についての勉強法についてみていきましょう。

不要文摘出問題とは?

 

不要文摘出問題とは文章中のいくつかの文の中からその文章の流れや要点などから考えて必要がない文を選ぶという問題です

 

センター試験の第3問Aにおいて数年ほど前から出題されており、私大の入試問題でも見かけることがあります。

 

2020年度入試(2021年1月の試験)から新たにスタートする、「大学入学共通テスト」のプレテストには不要文摘出問題は1題も出題されていないため、2021年1月以降の試験についても出題される可能性は低いと考えられます。

 

したがって2019年秋現在で高校2年生より下の学年の国公立大学志望の方は不要文摘出問題の対策をする必要はないことになりますが、大学によっては似たような問題が登場する大学もあるので、私大と併願して受験することを考えている方はぜひ過去問をチェックしてみることをおすすめします。

不要文摘出問題の内容・対策方法

センター試験において不要文摘出問題は3問出題されており、配点は合計15点にもなります。発音・アクセント問題や文法問題と比べると1問当たりの配点が多いので、英語で高得点を取りたい方はぜひ落とさず完答したいところです。

不要文の解き方について

不要文摘出問題を解くうえで重要な点は、「問題文を読んでテーマ(要点)を見つける」、「そのテーマから逸脱した文章がないか探す」の2つです。

 

1つ1つじっくり見ていくとどれが正解なのか分からなくなってしまうこともあるので、まずは落ち着いて文章全体を俯瞰して読み「文章の主題」を探すことが重要です。

 

テーマの見つけ方としては「〇〇が〜する話」という形でまとめてあげると分かりやすいです。テーマの主人公というか主語を定めて、それが何をするのかを判断する方法です。

 

とにかく、いち早く①誰の話で②その人(もの)が何をするのか、という2点を探っていく必要があります。

2019年第3問A問1の不要文の問題

不要文摘出問題とはどのような問題なのか分からない方もいると思いますので、今回は例として2019年度のセンター試験筆記第3問Aの問1を使って問題の内容や解き方などについて説明したいと思います。

 

センター試験第3問Aにおいて出題される不要文摘出問題では、100~150語程度の語数の文章の中に下線が引かれたパラグラフ①~④があり、この4つの中から「まとまりを良くするために取り除いた方が良い文」を選びます。

 

では、早速2019年センター試験大問3Aの問1の問題をみてみましょう

When flying across in the United States, you may see giant arrows made of concrete on the ground. Although nowadays these arrows are basically places of curiosity, in the past, pilots absolutely needed them when flying from one side of the country to the other. ①The arrows were seen as being so successful that some people even suggested floating arrows on the Atlantic Ocean.  ②Pilots used the arrows as the guides on the flights between New York and San Francisco. ③ Every 16 kilometers, pilots would pass a 21-meter-long arrow that was painted bright yellow.  ④A rotating light at each end made the arrow visible at night. Since the 1940s, other navigation methods have been introduced and the arrows are generally not used today. Pilots flying through mountainous areas in Montana, however, do still rely on some of them.

解説の意味で問題文を選択肢となっている①~④の文を含めて日本語にしてみると、このようになります。

 

「アメリカ上空を飛んでいると、地上にコンクリートでできた巨大な矢印が見えることがあります。今日ではこうした矢印は単なる怪しい場所ですが、昔はパイロットが国内の空港間を飛行する際その矢印を間違いなく必要としていました。

 

矢印はとても良く見えるので大西洋に矢印が浮かんでいるという人さえいます

②パイロットはニューヨークサンフランシスコ間を飛行する際矢印をガイドのように使います。③16kmごとにパイロットは黄色く塗られた21mの長さの矢印を通過します。④矢印の真ん中と先端にある回転するライトによって夜でも矢印を見ることができます。」

 

この問1の文章の要点は、「かつてパイロットが飛行機を操縦するために地上に建てられた矢印を活用していた」と分かります。つまり、今回であれば、「①パイロットが矢印を活用する話」というのがテーマとなりそうです。

 

そして、このテーマに基づいて①から④を読んでみると、②から④はパイロットが矢印をどう活用するのかが述べられていますが、①については全く言及されていないため明らかに①だけが文章の流れから逸脱していることが分かります。

 

したがって問1の正解は

①The arrows were seen as being so successful that some people even suggested floating arrows on the Atlantic Ocean.となります。

 

このように文章の大まかなテーマに沿っていない部分を的確に見つけることができれば、不要文摘出問題で点を落とすことは少なくなくなるでしょう。

 

英文のテーマを掴むためには標準的なレベルの単語や構文を理解していること、ある程度分量のある英語長文を読む経験や訓練が必要になります。

 

今現在問題文を読んで時間をかけてもテーマを見つけることができない方はまだ英語力が足りていない可能性があるので、基本~標準的なレベルの単語帳や問題集を改めて見直してみることをおすすめします。

 

要点を見つけるには英語力だけでなく国語力が求められることもあるので、現代文の勉強を兼ねて日本語の文章を読んで要点を探す訓練をするのも良いでしょう。

今回の記事のまとめ

今回はセンター試験英語の不要文摘出問題の勉強法についてお話しました。

 

不要文摘出問題は文法問題や長文と比べると問題集が少ないため対策がしにくいと感じている方も多いと思いますが、臆する事なく長文を正しく読み取る訓練を積めば段々と苦手意識をなくしていくことができるでしょう。

 

なお、今後始まる大学入学共通テストの英語について前回の英語の講義で解説しています。「大学入学共通テストの英語について」をまだ読んでいない人、共通テストの情報を知りたい人は是非とも読んでください。

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