【受験に役立つ古文】実はこんなに簡単⁈古典文法「四段活用」について

古典文法(動詞)

みなさん、こんにちは!古典の勉強を始めて最初に習うのが動詞の活用です。中でも四段活用は基礎中の基礎と言えます。四段活用分かっていますか??

 

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[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/10/teacher.png[L_wsbName]S先生[L_wsbText]安心して下さい!四段活用はいくつかのポイントを押さえれば簡単に理解することができます![L_wsbEnd]

 

受験勉強を始めようと思っている人も、テスト前に頑張って勉強しようと思っている人も、この記事を読み終わるころには『四段活用ってこんなに簡単なんだ…』と思えるようになっていますよ。以前にも四段活用について書きました。「【受験に役立つ古文】古典文法の四段活用について

 

今回は、より具体的に別の角度から四段活用について解説をしていこうと思います。それでは、古文の四段活用について見ていきましょう!

「行」と「段」、「語幹」とは

四段活用について勉強する前に、50音表の「行」と「段」、「語幹」について理解しておきましょう!古典文法を理解するには必要不可欠な知識です。

 

「行」とは平仮名を50音表に並べたときの縦の並びのことです。「あいうえお」が「ア行」、「かきくけこ」が「カ行」、というようになります。

 

「段」とは平仮名を50音表に並べたときの横の並びのことです。「あかさたなはまやらわ」が「ア段」、「いきしちにひみいりゐ」が「イ段」、というようになります。

 

「語幹」とはその語が活用しても変化しない部分のことを言います。例えば「書く」という動詞の場合、「かズ・きタリ・く・くトキ・けドモ・け」と活用するのですが、「」の部分だけ変化していません。この部分を「語幹」と言います。

四段活用とは

 

四段活用とは下の表のように活用語尾が「ア段・イ段・ウ段・エ段」の四段の音に変化することを言います。

 

未然形連用形終止形連体形已然形命令形
-a-i-u-u-e-e

 

では実際に「書く」という動詞の活用を見ていきましょう。

 

未然形:かズ

連用形:きタリ

終止形:く。

連体形:書くトキ

已然形:けドモ

命令形:

太字が語幹、赤字が活用語尾

 

活用語尾だけを見ていくと、

未然形:か(ka)=カ行のア段音

連用形:き(ki)=カ行のイ段音

終止形:く(ku)=カ行のウ段音

連体形:く(ku)=カ行のウ段音

已然形:け(ke)=カ行のエ段音

命令形:け(ke)=カ行のエ段音

というように、カ行で四つの段で活用しています。このことから、「書く」という動詞はカ行四段活用だと言えます。

四段活用の見分け方

四段活用の動詞はたくさんあるため、すべてを覚えるのはあまり効率が良くありません。そのため、他の動詞との見分け方を覚えておきましょう!

 

動詞を見分けるためには、助動詞「ず」を付けると簡単です。四段活用の動詞は助動詞「ず」の前が必ず「ア段」の音になりますというのも打消しの助動詞「ず」は未然形接続なので、直前の動詞の形が未然形となり、初学者にとって分かりやすい形だからです。

 

詳しい未然形接続の解説については「【受験に役立つ古文】未然形接続助動詞「る」「らる」「す」「さす」「しむ」「ず」「む」「むず」「まし」「じ」「まほし」(古典文法)」についてみてください。

 

それでは、例を挙げてみましょう。

 

書く+ず=書

思ふ+ず=思

申す+ず=申

漕ぐ+ず=漕

遊ぶ+ず=遊

読む+ず=読

 

[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/10/43ca64de9520f178ab62afe94fdec80d-e1571795746292.png[L_wsbName]たかし君[L_wsbText]全て「〜ア」という形になる!!すごい!![L_wsbEnd]

 

このように助動詞「ず」をつけると、簡単に見抜くことができます!

ラ変・ナ変と混同しないように気を付けよう!

 

ラ行変格活用(ラ変)とナ行変格活用(ナ変)の動詞は未然形がア段になります。このため四段活用の動詞と混同してしまうことがあります。

 

  • ラ行変格活用
未然形連用形終止形連体形已然形命令形

 

  • ナ行変格活用
未然形連用形終止形連体形已然形命令形
ぬるぬれ

 

しかし、ラ行変格活用は「あり」「居り」「侍り」「いまそかり」の4つ。ナ行変格活用は「死ぬ」「住ぬ(去ぬ)」の2つしかないため、すぐに覚えることができます!

 

覚えてしまえば簡単に見分けることができるので、四段活用を覚えるついでにラ行変格活用とナ行変格活用の動詞も覚えてしまいましょう!

問題

では、実際に問題を解いてみましょう!

 

問.下線部の四段活用の動詞について、活用の行と活用形名(未然形・連用形・終止形・連用形・已然形・命令形)を答えよ。

  • 人々に物語など読ませて聞きたまふ。
  • 硯に髪の入り擦られたる。

 

 解答

  • マ行・未然形/カ行・連用形
  • ラ行・連用形/ラ行・未然形

解説

それぞれの動詞の活用は以下の表のようになります。

語句語幹未然形連用形終止形連体形已然形命令形
読む
聞く
入る
擦る

 

現代語訳

  • 人々に物語などを読ませてお聞きになる。
  • 硯に髪が入って(墨が)すられている。

この記事のまとめ

四段活用を理解する時のポイントは以下の3つです。

  • 活用形を覚える
  • 「ず」を付けてその前がア段なら四段活用
  • ラ変・ナ変の動詞を覚えておく

 

一度読んでわからなければ、繰り返し読んで理解できるまで頑張りましょう!この3つのポイントを押さえて、古典文法の問題などをたくさん解けば、四段活用で間違えることはなくなります!

 

前回の四段活用の記事はこちら「【受験に役立つ古文】古典文法の四段活用について

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