英語の副詞について解説(go to homeはだめ!go homeが正しい理由)【英文法】

こんにちは。本日は英語の品詞の副詞についての少し細かい話を勉強していきましょう。

 

学校や塾などで『go to home』は駄目だから、『go home』にしなさい、という指導を受けたことはありませんか?

 

それ自体は正しい知識なのですが、何故そうなるかといったことを理解しておくと、他の英文法にも手広く応用が効くようになります。

 

その点について論理的に説明をしていくので、しっかりとついてきてください。

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【まず復習】自動詞と他動詞の違い

副詞についての話をしていく前に、まずは自動詞と他動詞のおさらいをしましょう。

 

実はこれを理解しておくことが、この単元においての全てと言っても過言ではありません。

 

まず他動詞から。以下の例文を確認してください。

I eat the sandwiches.(私はそのサンドイッチを食べる。)

 

なんてことない英文ですが、文構造をしっかりと理解してください。

 

『I/私』が主語、『eat/~を食べる』が述語、そして『sandwiches/サンドイッチ』が目的語となります。文型で言うところのSVOの第二文型です。

 

ここで肝心なのが『eat/~を食べる』の動詞の存在。『~を食べる』というからには、後ろに『何を食べるのか』を必ず目的語(この文章でいうsandwiches)として明確に書かなければなりません。

 

こういった動詞のことを他動詞と言います。他動詞の後ろには必ず目的語として名詞を置かねばならないわけです。

 

では次に自動詞を考えましょう。

I swim.(私は泳ぐ。)

以上の文章は、れっきとした自動詞を用いた例文です。

 

先ほどは他動詞の後ろに『sandwiches』という名詞を置かないと『何を食べるの?』と文章が成立しなかったのに対し、『swim/泳ぐ』という自動詞の後ろには名詞がなくとも成立していることがわかります。

 

これが自動詞の最大の特徴です。自動詞の後ろには直接的な名詞を置くことが出来ないのです。

 

自動詞と他動詞の違いはわかったけど、それが一体なんだって言うんだよ。。
たなかくん
たなかくん

Goは自動詞だから…【自動詞と他動詞から副詞を考える】

ここまで自動詞と他動詞の違いについて説明してきました。ではここからこれを『go home』の副詞の話に飛躍させていきます。

 

まず考えて欲しいのは『go』が自動詞なのか他動詞なのかということです。『go』を他動詞として『~を行く』という意味でとるのはあまりに日本語として不自然ですよね。

 

だから『go』は自動詞となります。自動詞なので、後ろに『~を』の対象になる名詞が置けないのです。

 

ここまで理解出来たあなたはもう大丈夫。以下の2文を比較してみましょう。

 

✕ I go to home.

〇 I go home.

 

上の文章に不要な『to』ですが、これは品詞でいうと前置詞です。前置詞は『in』や『on』などにも代表されるように、名詞の直前に置くものでした。

 

しかし『go』は自動詞であり、直後に名詞が置けません。逆説的に考えるとhome』が名詞であるはずがないのです

 

結論を述べると『home』は『家に~』という意味の、副詞にあたります。『家』を指す名詞は『house』で表現しましょう。

 

名詞の前につく前置詞が、副詞である『home』の前に来るはずがないので、上の文章は誤りとなるのです。

 

『go』のような自動詞の後ろには名詞を置くことが出来ないので、前置詞なども置かずに副詞をダイレクトに置くのです。

 

・自動詞の後には名詞が置けない

・名詞が置けないから、名詞の前に来る前置詞を置くのもおかしい

・自動詞とセットで使う副詞を覚えていこう

ポイント

副詞「there」と「here」

副詞の最も典型的なものに、「there」と「here」があります。意味としては、「there」が「そこ」で「here」が「ここ」です。先ほど紹介した自動詞「go」とも相性が良いので頻出ですね。

 

〇I went there.(私はそこへ行った。)/ I came here.(私はここへ来た。)

 

「went to there」や「went to here」と書きたくなりますが、「副詞」である「here」や「there」には前置詞をつけることが出来ません。やりがちな間違いなので、しっかりと注意をしておきましょう。

副詞「abroad」と「overseas」

「abroad」と「overseas」は両方、「海外へ」という意味の副詞。

 

I went abroad (overseas). 私は海外へ行った。
これらも副詞ですので、名詞の前にしか置けない「to」などの前置詞をつけることは出来ません。この表現は、英語志向・海外志向が高まっている昨今において、英作文や会話形式の問題で頻出しています。そういった志向が強い人は、絶対にこんな問題を落としてはいけませんよ。

副詞「upstairs」と「downstairs」

これらもよく見かける表現です。接尾辞の「stairs」自体が「階段」を指します。あとは「up」と「down」の違いで、「upstairs」が「上の階へ」、「downstairs」が「下の階へ」です。

 

I went upstairs (downstairs). 私は上の階へ(下の階へ)行った。

 

以上が正しい形です。センター試験で言うところの大問5の物語文などで、場面が変わる時にもよく出てくる印象です。正しい表現として理解しておきましょう。

 

副詞「underground」

「underground」は「地下に」という意味の副詞です。「under」が「下」という意味なので「下」と「地面」で「地下に」となります。

 

I went underground.(私は地下へ行った)
地下へ行く、という情景は正直あまり見かけませんがいざという時のために理解をしておきましょう。

副詞「downtown」

「downtown」は「都会に」という意味の副詞です。「down」が「下」という意味なので、直訳すると「下の街」となって辺鄙な街を連想される方がたまにいらっしゃるのですが、「都会」を指します。この点は、少し注意をしておいて頂きたいです。

 

I went downtown.(私は都会へ行った。)
こちらも副詞ですので、もちろん前置詞の「to」などは置かないでください。
ここまでが是非覚えておいて頂きたい自動詞×副詞の表現でした。

演習問題

Q.正しい選択肢を選べ。

1.I went (            ).

①abroad ②to abroad ③in abroad ④abroads

① 「私は海外へ行った」 abroadは副詞なので、「in」や「to」の前置詞をつけてはならない。

 

2.He (              ).

①go to there ②goes to there ③goes there ④go there

③「彼はそこへ行く。」 thereは副詞なので、前置詞をつけてはならない。三単現の「s」にも注意。

 

3.She goes (     ) to buy a ball.

①upstair ②upstairs ③to upstairs ④to upstair

②「彼女はボールを買うため、上の階へ行く。」 upstairsは副詞なので、の前置詞をつけてはならない。また、副詞として用いる場合「upstairs」は絶対に「s」が必要。意外に盲点。

 

まとめ

いかがでしたか。自動詞と副詞について、ここまで学んできました。「go to home」が不可で「go home」が正しいロジックもきっと理解できたことでしょう。

 

とにかく合言葉は「自動詞の後ろには前置詞や名詞を置かず、副詞を置け!」です。英作文や軽い英会話などでも、意外に多くの人が間違えてしまう箇所なので、是非他の人に差をつけていきましょう。

 

より詳しく、問題演習をしたい人は「全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)」か「Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服」をご利用ください。

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