戦後のヨーロッパ諸国を一気に解説(イギリス、フランス、ドイツとEUについて)【現代史第10回】

こんにちは。今回は戦後のアフリカ諸国について述べていきます。第一次、第二次の二つの世界大戦で主戦場になったヨーロッパは戦後、東西両陣営に分割されました。

 

西ヨーロッパはアメリカ中心の西側諸国として経済復興を遂げていきます。一方、東欧諸国はソ連の衛星国として社会主義陣営の一員となりました。1989年、ベルリンの壁が崩壊するとヨーロッパ統合への機運が高まります。

  • イギリスはチャーチルとアトリーが政権を担当
  • フランスはド=ゴールによって第四共和政から第五共和政へと移行
  • 西ドイツの初代首相はアデナウアー
  • ヨーロッパではNATOとワルシャワ条約機構が対峙
  • ヨーロッパ共同体はECSCとEECとEURATOMが統合して成立
  • ECの現加盟国は西ドイツ・イタリア・フランス・ベルギー・ルクセンブルク・オランダ
  • EUはマーストリヒト条約後に成立
  • サッチャー政権はフォークランド紛争に勝利
  • フランスのミッテラン、ドイツのコールは1980年代の長期政権
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戦後直後のヨーロッパの経済成長

(アデナウアー:wikiより)

第二次世界大戦で、イギリスやフランスは戦勝国となりました。しかし、大戦の痛手は大きく経済の再建が急務となります。

 

イギリスでは保守党チャーチルが選挙に敗れ、労働党アトリーが組閣します。アトリー内閣は社会福祉政策を充実させました。1951年、保守党のチャーチルが政権に返り咲きます。

 

フランスでは1946年に第四共和政が成立しました。しかし、植民地の独立への対応などにより権力強化の必要を感じた=ゴールは憲法を改正。第五共和政を創始しました。

 

ドイツでは、1945年に米英仏ソによる分割占領が行われていました。1949年、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)とドイツ民主共和国(東ドイツ)が成立します。西ドイツの初代首相はアデナウアーでした。

 

大戦後、覇権国となったアメリカは社会主義勢力の拡大を強く警戒。ヨーロッパ諸国に対しマーシャル=プランという経済援助を実施し社会主義化を防ごうとします。

 

1950年代、少しずつ復興が進むヨーロッパでしたが、植民地の独立などで経済的には大きく弱体化します。イギリスやフランスは第二次中東戦争への介入失敗などもあり、国際的にも批判を浴びました。

 

その間、ヨーロッパは「鉄のカーテン」で仕切られ、東ヨーロッパ諸国はソ連の衛星国となりました。西側諸国はアメリカ中心のNATOを、東側諸国はソ連中心のワルシャワ条約機構を結成し、軍事的にも緊張が高まります。

統合へと歩み始めたヨーロッパ

(独仏関係修復:wikiより)

1950年代、ヨーロッパでは統合の機運が高まり始めました。1952年にヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)、1958年にヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)とヨーロッパ共同体(EEC)が設立されました。

 

戦争が耐えなかったヨーロッパで、資源の利用や貿易の促進のためにヨーロッパ統合を進めるというのは今までの歴史にない新しい動きです。

 

1967年、ECSC・EURATOM・EECの3組織が統合され、ヨーロッパ共同体(EC)が誕生しました。

 

ヨーロッパ共同体はフランス・西ドイツ・イタリア・ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの6カ国でスタートします。1973年、ECはイギリスなどが新たに加盟。1980年代にギリシア・スペイン・ポルトガルも加盟します。

 

1992年、EC加盟国はマーストリヒト条約に調印。翌年にヨーロッパ連合(EUを結成しました。EUは域内の関税を廃止し、人・モノ・カネの動きを活発化させ、ヨーロッパの統合を促進します。

冷戦終結後、旧社会主義国である東欧諸国もヨーロッパ連合に加盟しました。現在は27の国がEUに加盟します。大半の国で共通通貨のEUROが使用されています。

1980年代以降、冷戦の終結とポスト冷戦の時代を迎えたヨーロッパ

(EU旗:wikiより)

1979年、イギリスでは保守党サッチャー政権が成立しました。サッチャー政権は新自由主義の考えに基づき、赤字の解消に努めます。1982年におきたフォークランド紛争ではサッチャーは強硬な姿勢を取りアルゼンチン軍の侵攻を撃退させました。

 

フランスではミッテランによる社会党政権が成立します。ミッテランは対外的にはド=ゴール時代の外交を引き継ぎました。

 

ドイツでは長らくキリスト教民主同盟中心の政権が続きます。代表的な政権はコール政権ですね。1989年、ベルリンの壁が崩壊することにより1990年にドイツ統一を達成しました

(EU加盟国 2020:wikiより)

まとめ

 

二つの世界大戦で主戦場となったヨーロッパは経済的に大ダメージを受けます。1950年代以降の植民地の独立がそれに拍車をかけました。

 

ヨーロッパ諸国は資源の取り合いなどで争った歴史を踏まえ、利害を調整する国際組織をつくってヨーロッパ統合を推進。最終的にヨーロッパ連合の成立にこぎつけました。

 

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