日本史B

スポンサーリンク
中世

鎌倉時代の社会経済【日本史B 第26回】

鎌倉時代は武士たちの時代です。各地方に所領を持つ武士たちは拠点となる館を中心に所領開発を行います。 そうした武士たちにとって一番の財産は土地でした。そのため、鎌倉時代には武士たちによる所領をめぐる裁判が頻発します。 また、鎌倉時代は農業や商...
中世

承久の乱と北条氏の執権政治を解説(入試問題も解説)【日本史第25回】

源頼朝の死後、嫡男の源頼家が2代将軍となりました。しかし、御家人たちをまとめきれない頼家の独裁は間もなく停止され、鎌倉幕府の政治は有力御家人による合議制に移行します。やがて、頼家は将軍職を奪われ、弟の源実朝が3代将軍となります。 1219年...
中世

鎌倉幕府のしくみ(役職や経済基盤)について解説!関連入試問題も解説【日本史B 第24回】

富士川の戦いに勝利した源頼朝はそのまま一気に京都を目指すのではなく、関東に引き返し、鎌倉を拠点として関東の支配を固めました。頼朝は御家人たちと御恩と奉公という土地を媒介とした主従関係を結びます。 頼朝は侍所や政所、問注所などの鎌倉幕府の基本...
中世

源平の争乱と鎌倉幕府の成立【日本史B第23回】

1180年から1185年まで、源氏と平氏は日本各地で戦いを繰り広げました。この戦いを源平合戦、あるいは治承・寿永の乱といいます。 関東を制圧した源頼朝は鎌倉を根拠地と定め徐々に基盤を固めます。力を蓄えた頼朝の軍は源義仲、平氏を打ち破り治承・...
原始・古代

院政期の文化の特色を解説!(文学・美術・建築・芸能について解説)【日本史B 第22回】

平安時代中期の摂関政治期に生み出された国風文化は、平安時代後期の院政期になると武士の文化や地方の文化を取り込むことでさらに厚みを増しました。 文化の中心は国風文化期と同じく平安京でした。院政期になると東北地方の平泉に見られるように京都の文化...
原始・古代

院政と保元・平治の乱から始まる平清盛を中心とする平氏政権について【日本史 第21回】

院政とは、天皇を退位した上皇が院で行う政治です。院政がはじまると政治の権力は藤原摂関家から上皇に移りました。 鳥羽上皇の死後、最高権力者である治天の君の座をめぐって崇徳上皇と後鳥羽上皇が争う保元の乱が起きます。勝利したのは後白河天皇でした。...
原始・古代

平将門の乱・藤原純友の乱など武士の成長について解説(問題演習つき)【日本史 第20回】

9世紀から10世紀にかけて、地方の開発領主たちは国司の収奪からの自衛や所領の拡大のため武装するようになりました。これが武士の始まりです。 武士たちは互いに争いながら成長していきました。10世紀中ごろにおきた平将門の乱や藤原純友の乱(承平・天...
原始・古代

藤原道長・頼通による摂関政治の成立と地方政治の乱れ【日本史B 第19回】

安和の変で源氏を退けた藤原北家は権力を独占しました。すると、北家内部での権力闘争が激しくなります。北家内部の権力闘争に勝利したのが藤原道長と頼通でした。 中央で人事権を持つ摂関家に権力が集中する一方、地方政治は国司に一任されるようになります...
原始・古代

国風文化について解説!【日本史B 第18回】

遣唐使廃止後に日本で栄えた貴族文化を国風文化といいます。 このころ、日本の政治は藤原氏が摂政・関白として天皇の代わりに政治を行う摂関政治の時代でした。そのため、国風文化は藤原文化とも言います。 国風文化の特徴は「かな文字」に代表される日本独...
原始・古代

藤原氏による安和の変に至るまでの他氏排斥事件について一挙に解説【日本史B 第17回】

9世紀初め、藤原冬嗣は嵯峨天皇を補佐して薬子の変を鎮圧しました。 以来、冬嗣の子孫である藤原北家は、幾度もの事件で他氏を排斥し天皇家をもしのぐ力を手にします。 藤原氏はいったいどのようにして他氏排斥を行い、権力を握ったのでしょうか。今回は藤...
原始・古代

密教文化が花開いた弘仁・貞観文化【日本史B 第16回】

平安時代初期の100年間は、桓武天皇や嵯峨天皇をはじめとし、律令制度の立て直しが行われた時代でした。嵯峨天皇や清和天皇時代の年号を取り、この時代の文化を弘仁・貞観文化といいます。 平安京を中心とした弘仁・貞観文化は貴族たちを担い手として発展...
原始・古代

受験頻出!平安時代初期の政治について解説!桓武天皇から嵯峨天皇まで【日本史第15回】

平安時代とは桓武天皇は平安京に都を移した794年から鎌倉幕府が開かれる1192年(または、1185年)までの400年間をさします。 平安京に都を移した桓武天皇やその次の嵯峨天皇は律令政治の立て直しを目指し政治改革を行いました。今回は、桓武天...
原始・古代

天平文化とは?文化の特徴を解説!文学や建物についても解説【日本史B 第14回】

天平文化は奈良時代の文化です。天平文化の特徴は遣唐使によってもたらされた盛唐文化の影響を強く受けた国際色豊かな文化だということです。 (奈良時代の東アジア) 仏教の力で国を守る鎮護国家を重視した聖武天皇は諸国に国分寺や国分尼寺を建立。唐代に...
原始・古代

奈良時代の政治とは?奈良時代をざっくりと解説【日本史B 第13回】

今からおよそ1200年前、都が奈良の平城京に移りました。奈良時代とは、平城京に遷都してから84年間をさします。世紀でいえば8世紀です。 奈良時代を代表する天皇は何といっても聖武天皇と孝謙天皇。天武天皇系の天皇たちが活躍した時代でした。 実際...
スポンサーリンク