be動詞を初心者もわかるよう解説!否定・疑問文も作ることができる!演習問題つき【英文法】

みなさん、今回は英文法のbe動詞について学んでいきます。

 

英文法の基本の基本be動詞ですので分からないという人は少ないと思いますが、「なんとなく分かっている」から「しっかり分かっている」状態になるよう、この記事で詳しく解説しますので一緒に学びましょう。

 

be動詞の意味と使い方やこれだけ覚えれば大丈夫という表やbe動詞をつける文、つけない文章の見分け方についてや、be動詞の否定文や疑問文の作り方も理解できるように解説します。

 

記事の最後には演習問題も用意しましたので、理解を深める復習に役立ててくださいね!

 

今回の記事を読んだらわかること・英文法のbe動詞がわかる

・be動詞の意味と使い分けがわかる

・be動詞の覚えるポイントがわかる

・be動詞の疑問文、否定文の作り方がわかる

・be動詞の短縮表現がわかる

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be動詞とは?

英語の動詞には2種類あります。be動詞と一般動詞です。

 

今回はそのうちのbe動詞にスポットを当てます。

 

英文は基本的には主語+動詞という並びではじまります。

 

be動詞の原形は「be」ですが、主語によってこのbeは「is, am, are」へ変化します

 

主語によって変化するということが、be動詞の最大の特徴ともいえます。この記事でしっかり確認していきましょう。

 

be動詞は「イコール」のはたらきをします

 

例文を見てみましょう。

・I am busy.(私は忙しい。)

I = busy(私 イコール 忙しい)ということです。be動詞をみかけたらイコールの意味だという事を思い出してください。

 

また、「いる、ある」という意味ももちますので、主語+be動詞+場所であれば、その場所にいるという意味です。

 

いる、あるもイコールの意味を持つことには変わりません。日本語に訳すときはいる、あるになるだけです。こちらも例文で確認しましょう。

 

・She is in Tokyo.(彼女は東京にいる。)She = in Tokyo(彼女 = 東京の中に)

be動詞の意味と使い分け

be動詞は主語によって変化すると説明しました。主語によって is, am areに変わります。意味は前の項目で説明したように「イコール」の意味をもつ「です」や「いる、ある」でした。

 

使い分けの表で確認しましょう。

この表を暗記しなければならないと思うと大変に感じてしまいますが、Iにはam、Youにはare、それ以外のときは主語が単数ならis、主語が複数ならareを使います。1人称、2人称、3人称で覚えてもいいですが、シンプルに考えると簡単です。

 

be動詞以外の動詞は一般動詞です。たとえば、study(勉強する)eat(食べる)run(走る)などです。be動詞も一般動詞も主語のあとにくるのは同じですが、be動詞を使う文と使わない文はどのように区別するのでしょうか。

 

英語の文で動詞がこないことはありません。例文でみてみましょう。

 

・I live in Tokyo.(わたしは東京に住んでいます。)liveは一般動詞「住む」

 

・I am in Tokyo.(私は東京にいます。)一般動詞がないのでbe動詞で文を完成させます。

 

be動詞と一般動詞がどちらも動詞なのでどちらかひとつだけを使います。くれぐれもbe動詞と一般動詞をふたつならべないようにしましょう。

 

× I am live in Tokyo. amはbe動詞、liveは一般動詞、共存できません。

be動詞の型のこれだけは覚える

be動詞が使われる文の型は2つあります。

 

「主語+be動詞+名詞」と「主語+be動詞+形容詞」です。たった2つなのでしっかり覚えてしまいましょう。

主語+be動詞+名詞

主語+be動詞+名詞の場合、主語が名詞と「イコール」であることをあらわすので、主語が何なのかを説明しています。例文を見てみましょう。

I = Japanese 私 = 日本人であると説明しています。

 

主語+be動詞+形容詞

主語+be動詞+形容詞の場合、主語が形容詞と「イコール」であることをあらわすので、主語がどのような状態なのかを説明しています。例文を見てみましょう。

He = hungry now 彼 = 今空腹な状態であると説明しています。

be動詞の疑問文

それではbe動詞の疑問文のつくりかたを説明します。

 

いつもの文では主語、be動詞の順番ですが、疑問文の場合be動詞を文頭に持ってきて主語と場所を入れ替え文末にクエスチョンマーク「?」をつけます。be動詞+主語+文末に「?」です。例文で確認しましょう。

 

 

be動詞の疑問文 答え方

疑問文の答え方は、Yes, 主語+be動詞.かNo, 主語+be動詞+not.となります。

 

たとえば

・Are you a student?(あなたは生徒ですか。)と聞かれれば、下記のようにこたえます。

 

→Yes, I am.(はい、そうです。)
→No, I’m not.(いいえ、ちがいます。)

 

※I’mはI amの省略形です。

 

もうひとつ例文を見てみましょう。

・Is this pen yours?(このペンはあなたのものですか。)

→Yes, it is.(はい、そうです。)
→No, it isn’t.(いいえ、ちがいます。)

※this penに対しての返答は代名詞のitをもちいます。また、isn’tはis notの省略形です。

be動詞の否定文

be動詞の否定文は、be動詞の直後にnotをつけます。

 

主語+be動詞+notの順になります。例文を見てみましょう。

 

 

 

be動詞 短縮表現

be動詞 短縮表現について学びましょう。be動詞は口語においてよく短縮表現されます。さっそく確認していきましょう。

「be動詞 + not」

  • is not   → isn’t
  • are not   → aren’

be動詞を使った省略形

  • I am  → I’m
  • you are  → you’re
  • he is  → he’s
  • she is  → she’s
  • it is  →  it’s
  • that is  → that’s
  • we are  → we’re
  • they are  → they’re

be動詞の演習問題

今回勉強したbe動詞の復習もかねて早速演習問題にチャレンジしましょう。

 

問題の日本語の意味に合うように答えを選択肢から選んでください。解答と解説はチェックボックスを開いたらでてきますよ。

 

1.You(     )American.(あなたはアメリカ人です。)

(ア)is  (イ)am   (ウ)isn’t  (エ)are

(エ)are
Youのbe動詞はareですので(エ)が正解です。

 

2. (    )she an student?(彼女は生徒ですか。)

(ア)Are(イ)Be(ウ)Is (エ)Am

(ウ)Is
be動詞の疑問文は、be動詞が文頭に来てその後が主語となります。sheは3人称単数なので(ウ)Isが正解です。

 

3. Is he from France?(彼はフランス出身ですか。)

No, he (     ).(いいえ、ちがいます。)

(ア)isn’t (イ)is (ウ)aren’t(エ)be not

(ア)isn’t
このbe動詞の疑問文への答え方は、「はい」ならYes, he is. 「いいえ」ならYes, he is not.となります。is notの短縮形はisn’tですので、(ア)が正解です。

 

 

4.That(   ) a mechanical pencil.(あれはシャープペンシルです。)

(ア)are(イ)isn’t(ウ)am(エ)is

(エ)is
物についてthis(これ)やthat(あれ)のbe動詞は3人称単数なのでbe動詞はisとなります。したがって(エ)isが正解です。

 

 

5. (     ) friends of mine.(彼らは私の友達です。)

(ア)He’s (イ)She’s (ウ)They’re (エ)I’m

(ウ)They’re
「彼らは」とありますのでThey areとなりますが、選択肢の短縮形を選ぶので(ウ)They’reが正解です。

まとめ

いかがでしたか。be動詞について基本が理解できたでしょうか。be動詞のポイントはイコールの意味を持つということ。Iはam、Youはare、それ以外は主語が単数ならis、複数ならareということです。

 

主語+be動詞+名詞のパターンと主語+be動詞+形容詞のパターンも学びました。また、口語においては主語とbe動詞、be動詞とnotは短縮形を用いることが多いという事も勉強できました。何度か読み返して、さらに演習問題で復習してくださいね。

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