may wellとmight as wellの区別を徹底解説!例文と問題演習も!【英文法】

今回は英文法の助動詞、その中でも「may well」と「might as well」について解説していきたいと思います!

 

「may well」と「might as well」は形が似てて、両方とも助動詞なのでわけがわかりません!
たなか君
たなか君

 

根本にあるニュアンスの違いをしっかりと理解すれば、間違いを無くしていくことが出来ます!

 

ややこしい範囲ということは、逆説的に言うと、学校のテストや受験などでも狙われやすいということです。この記事を通じて、may wellを理解した上で演習問題もあるので知識の確認をします。

 

頻出範囲をしっかりと抑えて、高得点を狙えるようにしていきましょう!

今回の記事を読んだらわかること・「may well」と「might as well」のキーポイント
・「may well」と「might as well」のスッキリする訳し方
・「may well」と「might as well」の見分け方
・テストや受験における問われ方・狙われ方
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「may well」と「might as well」のキーポイント

「may well」と「might as well」は形がそもそも似ています。じゃあどこでそれらの違いを見分けて訳出していくんだ、ということが何より重要です。

 

まずは、共通している【may】(mightはmayの過去形なので同じと考えます!)と【well】から考えていきましょう。

 

【may】の意味は「~かもしれない」です。

 

【That may be true.】で「それは本当かもしれない」となるように、やや低い可能性で推量する形です。

 

続いて【well】は根幹の意味で言うと「とても~」というニュアンスがあります。接着した言葉を強調して、強めるという役割がありますね。

 

「今更そんなこと言われなくても・・・」という方もいるかもしれませんが、このキーポイントを掴んでおくと、見分けや訳出がスムーズに理解できるようになるため、抑えておいてください!

may wellとmight as wellの訳の区別

それでは、早速may wellとmight as wellの違いについて見て行きましょう。

 

ただ単に意味を覚えるのではなく、既存の知識の組み合わせで行うのでしっかりと理解していきましょう。

 

まずは、may wellの意味です。

may wellについて

先ほどのキーポイントを踏まえて考えると、【may well】は、「may/~かもしれない」を「well/とても~」で強調しているという構造になります。

 

つまり、可能性の低いmayが強められて、可能性が高いというニュアンスになります。

 

この直訳のままでは日本語として不自然なので、~する可能性が高い」「~するのも当然だ」のように訳することが一般的です!

 

しかし、【may well】が出てきたら、とにかく可能性が高いというニュアンスで読み進めれば間違えることはないですね!

 

キーポイントを押さえてしっかり論理立てて理解しておきましょう!次はmight as wellです。

might as wellについて

実は「might as well」の本当の形は、【might as well A as B】となります。助動詞ということで、AとBの箇所には動詞が入ります。

 

この【as A as B】という形、は「Bと同じくらいAである」という意味の表現でした。

 

その「同じ」という表現のAの前に、強調の「well」が付随している訳ですから、Aが強められて、might as well A as B はBよりAの方が良いという訳になります。

 

【might as well】はその比較対象である、「as B」の部分がないため、「~の方が良い」「~する方がマシである」といった訳になります。

 

たなかくん
たなかくん
【may well】と【might as well】って形が似ているだけで、意味が全く違うじゃん

 

単語の意味や基本的な文法に立ち返って考えると、論理的に理解がしやすいですし、間違いも減るはずです。

 

丸暗記の英文法からは、卒業しましょう。

「may well」は言い換えも暗記必須!

ここまで、may wellとmight as wellの違いについて説明をしてきましたが、may wellに関しては、言い換えも暗記が必須です。

 

may wellのニュアンスは「可能性が高い」で、綺麗に訳出すると、「~する可能性が高い」「~するのも当然だ」でした。

 

これに基づいて考えると、may wellは、have good(every) reason to~と言い換えることが出来ます。

 

「良い理由(多くの理由)を持っている」≒「~する可能性が高い」というロジックですね!

 

He may well play baseball.≒ He has good reason to play baseball.
(彼は野球をする可能性が高い。)

 

テストや入試における問われ方・狙われ方

「may well」「might as well」は入試問題を分析すると

 

・これらが区別できているかを問う文法問題
・長文読解中に表現として出てくる
・言い換え問題

 

など、オールラウンドに出題されやすい傾向にあります。

 

しかし、ここまで本質的な理解をしてきたあなたなら、どんな形で出題されても対応出来るはず。
臆することなく、問題と対峙していきましょう!

演習問題

Q.括弧内に適切な表現を挿れなさい。
1.It takes so long by train. You (          ) well fly.

(might as)
訳「電車なら時間がかかりすぎるので、飛行機(の方が良い)」【might as well】

 

2.Tom was kicked by someone he doesn’t know. Tom (     ) be angry.

(may well)
訳「トムは知らない人に蹴られたため、怒る(可能性が高い、当然だ)」

 

Q.以下の文を訳しなさい。
1.They may well be proud of their school.

彼らは、自分自身の学校を誇りに思って当然だ。

 

2.You might as well leave.

あなたは帰った方が良い。

 

3.You might as well stay at home as join in a tour.

あなたは旅行に参加するより、家にいた方が良い。

 

まとめ

ここまで、【may well】【might as well】についてお話してきました。

根本的な意味・文法を考えて理解しておくと、間違いがなくなると思います。

 

ここで学んだことを、他人に説明できるくらい完璧に、頭に叩き込んでおきましょう。より詳しい文法の本として「英文法の鬼100則」を参考にされると良いでしょう。この本は、「『英語職人』時吉秀弥の英文法 最終回答!」というブログをまとめたもので文法をかなりわかりやすく説明しています。

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