過去形と現在完了形の違いを例文とともに解説!演習問題付き【高校英文法】

英語の過去形と完了形と見分ける方法時制
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英語の過去形と現在完了形の違いって、何?」と聞かれたら、すぐに説明できますか?英語は時制(過去・現在・未来・完了)に対する意識がかなり明確で、日本語と違うのでとまどうことも多いですよね。

 

しかし、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。【時制】とは、【どこに・どんな光を当てるか】をイメージすることで、簡単に理解できます。

 

今回の記事では、過去形と現在完了形の違い、見分け方などを徹底解説します。この記事を読めば、日本にはあまり馴染みのない、英語ネイティブの過去形と完了形について理解できるようになります。また、読むだけでは身につかないので実践的に問題演習もつけましたので解いてみてください。

 

それでは早速、はじめましょう!

今回の記事を読んだらわかること・そもそも「過去形」と「完了形」の定義とは

・過去形、現在完了形、過去完了形のちがいがわかる

・過去形と完了形の見分け方

・過去形または完了形と一緒に使われる「時」の表現

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そもそも「過去形」と「完了形」って?

そもそも「過去形」と「完了形」って?

英語の過去形と完了形は、それぞれ何を表現するのか、まずはざっくりとおさらいしてみましょう。

 

過去形=過去のある時点の出来事(動作・状態)

完了形=過去のある時点から、別のある時点まで継続している出来事(動作・状態)

 

ここまでは丸ごと覚えてみてください。次に、過去形・現在完了形・過去完了形それぞれを見ていきますよ!

 

●過去形=過去のある時点の出来事

●現在完了形=過去のある時点から現在まで、継続している出来事

●過去完了形=かなり過去のある時点から、現在より前の時点まで継続している出来事(※過去完了には大過去というキーワードがよく出てきます)

 

なぜこのような違いがあるのでしょうか?それは、英語は日本語よりも、「時間」に関する意識がきびしいからです。

 

過去形は、「過去のある時点の出来事」という「ポイント」に光が当たっています。そしてそれは、「現在から遠い位置にあるポイント」なのです。

 

現在完了形は、「過去のある時点の出来事が、現在に至るまで継続している」という「ライン」に光が当たっていると考えてください。

 

過去形との最大の違いは、「現在に迫っているというムーブ感」です。現在完了形は「現在」に焦点が当たっているのです。

 

過去形は、「過去のある時点の出来事」という「ポイント」、現在完了形は、「過去のある時点の出来事が、現在に至るまで継続している」という「ライン」

図で見てみると、なんとなく感覚はわかりますか?では次に、過去形と現在完了形の作り方を紹介しますね!

過去形と現在完了形の違いとは?

過去形と現在完了形の違いとは?

まずは形の違いを見てみましょう。

 

 

過去形=動詞の過去形

現在完了形=have(has:主語が三人称単数現在の時はhas)+過去分詞

 

 

さっそく例文をつくってみましょう。

過去形「did」 と現在完了形「have + 過去分詞」 の違いの例文

次の日本語を、過去形と現在完了形の2パターンで英訳してみます。

 

「私は自転車をなくした。」

 

過去形…I lost my bicycle.(私は自転車をなくした。【今、自転車があるかどうかは問題ではない】)

⇒過去のある時点で自転車をなくした、という出来事を伝えたい。

 

現在完了形…I have lost my bicycle.(私は自転車をなくした。【今も自転車はなくしたままである】)

⇒「自転車がない状態」が今もなお続いていることを伝えたい。

 

 

過去形と過去完了形の違いとは

ついでに過去形と過去完了形の違いも見てみましょう。

 

過去完了形=had+過去分詞

 

「私は食事をとった。」を例文に考えて比較してみます。

 

過去形…I took a meal. (私は食事をとった。)

 

過去のある時点で食事をとった、という出来事を伝えたい文章です。

 

過去完了形…I had already taken a meal.(私はすでに食事をとってしまっていた。)

 

過去のある時点よりも前に食事をとり始めており、そして過去のある時点までにすでに食べ終えていた(状態)にあった、ということを伝えたい文章ですね。

 

過去形と現在完了形の見分け方〜例文で解説〜

過去形と完了形の見分け方

 

ここまで、過去形と現在完了形が表す「時制」の意味が異なることを見てきましたね。それではここで、過去形と現在完了形を簡単に見分ける方法をお伝えしましょう。

 

それは、過去形や現在完了形といっしょに使われる「時をあらわす単語」で判断することです。

 

先ほど言いましたが、過去は「ポイント(一時点)」、完了形は「ライン(期間がある)」という違いがあるため、時をあらわす単語も性格が違います。

 

さっそく例文で理解してみましょう。

明確に過去形を表す言葉(just nowなど)は完了形NG

明確に過去を表す時表現が文中にある場合は、かならず過去形です。

 

  • 過去形と一緒に使う時表現yesterday(昨日)
  • last night(昨晩)
  • last month(先月)
  • then(そのとき、それから)
  • in those days(当時)
  • when(~したとき)
  • just now(たった今)
  • in 2021(2021年に)
  • what time~?(いつ~したのか?)

例文を確認しましょう。

 

  • I visited Boston last summer.(去年の夏にボストンに行ってきました。)
  • He broke the glass yesterday.(昨日、彼はそのグラスを割っちゃったんだ。)
  • My father came home just now.(今、父が帰ってきました。)
  • Lisa’s sister went to study abroad last year.(リサの姉は去年、海外留学に行った。)

 

過去のある時点を意味する時表現だから、文中の動詞は過去形になっていますね。

 

現在完了形と期間を表す言葉(since, for) など

 

続いて、現在完了形もいくつか例をあげてみます。

 

 

現在完了形と一緒に使う時表現

  • 間近なjust(たった今~した)
  • 間近なalready(すでに~した)
  • 間近なnot yet(まだ~してない)
  • 期間のfor(~の間)
  • 起点のsince(~から、~以来)
  • 経験のever(これまで、今まで)
  • 未経験のnever(今まで~したことはない)

 

もう一度おさらいすると、現在完了形は「現在」に焦点が当たっています。

 

  • Have you ever asked him for help?(今まで彼に助けてって言ったことある?)
  • The door had already been opened.(すでにその扉は開かれていた。)
  • I‘ve never lied to anyone in my life.(僕はこれまで一度も嘘をついたことがないんだ。)
  • The couple has lived well together for 30 years.(その夫婦は30年間、仲良く暮らしてきた。)

 

上の例でいうと、「今に至るまで、助けを求めた経験はあるかを尋ねている」、「扉は開かれたので、今もなお開いた状態である」という「現在」のところに力点が置かれていると感じてください。

 

「行く(went, have gone, have been)」の概念を例文で解説

「行く(went, have gone, have been)」の概念

 

最後に、受験問題でよく出題される英語の「行く」の時制について、過去形や完了形の理解を深めましょう。

 

以下の3つの使い分け、ニュアンスの違いを説明します。

 

  • 過去形:went(~に行った)
  • 現在完了形:have gone(~に行ったままだ、行ってしまった)=結果を表す
  • 現在完了形:have been to(~に行ったことがある)=経験を表す

 

間違いやすいのがhave goneとhave been to.

 

前者では動詞goを使っているため、「行ったこと、移動したこと」に焦点が当たっています。つまり、現在地から遠く離れてどこか行くという意味合いがあるので、「今ここにはいない」というニュアンスが含まれます。

 

反対に後者では、動詞beを使うことにより「~にいる」という状況を表しています。そして完了形なので、「そこにいた(完了・経験)」という意味に。つまり、「行ってきて、今はここに戻っている」というニュアンスになるわけです。

 

例文で比較してみましょう。

 

  • ①He went Kyoto last week.(彼は先週、京都に行った。)
  • ②He has gone to Kyoto after the incident.(彼はその事件の後、京都に行ってしまった。)
  • ③He has been to Kyoto for three years.(彼は京都に来て3年になります。)

 

上記でいうと、①は過去形wentを使っており、「京都に行った」ことは現在から遠く離れた出来事として描写されています。

 

②は、「事件をきっかけに京都に行っている」を意味しており、彼はその後、京都に居ついてしまっていることが読み取れます。

 

③は「京都という、ここの地点」に3年間居ることが読み取れます。京都は遠く離れた土地ではなく、「ここ」だという視点ですね。

 

使い分けが自由にできるようになりましょう!

 

ウ)Were I you, I would ask him for a date.(もし私があなたなら、彼をデートに誘うのに。(仮定法過去倒置be動詞were)

過去形と現在完了形・過去完了の見分け方の問題

練習問題

 

最後に、過去形、現在完了形、過去完了形の練習問題です。かっこの中に入る単語を当ててください。また、これが過去形、現在完了形、過去完了形のうちどれなのかも考えてみましょう。

 

(1)She ( )( ) up just now.(彼女はちょうど今起きたところだ。)

She has woken up just now.
just now(今)があります。これは現在完了形ですね。

 

(2)My brother ( )( )to India for 12 years.(兄がインドに行って12年になります。)

My brother has gone to India for 12 years.
has gone to問題ですね!兄はインドに12年前に行って、そのあとこちらには帰って来ていない、というニュアンスを読み取れましたか?これも現在完了形です。

 

(3)When John( )home, Jane( )( ) her homework.(ジョンが帰宅したときには、ジェーンは宿題を終えていた。)

When John got home, Jane had finished her homework.
過去完了形の問題でした。ジョンが帰ってきたという「大過去の時点」、ジェーンはもう宿題を終えていたという「過去の時点」という2種類の過去の時点が登場していますね。

 

(4)He ( )( )( ) in the park.(彼はかつて公園を走っていたものだった。)

He used to run in the park.
少しむずかしい問題でしたね。「かつて~していた」をあらわすused to を正しく入れられましたか?これは「習慣」を表す慣用句です。「かつて走っていた」というのは単純な過去なので、これは過去形の問題です。

 

まとめ

 

今回は過去形と完了形の違いについて学びました。いかがでしたでしょうか?

 

時制の問題が出てきたときは、それが「ポイント」を指しているのか、「ライン」を描いているのか、というイメージ図を実際に絵にかいてみるとわかりやすいですよ。

 

過去形は、現在からは離れた過去のポイントを表すこと。現在完了形は、現在に至るまで連続性をもっているラインを表すこと。そして、それぞれの「時表現」に何が入っているか、ということにも注目してくださいね。

 

 

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