第4文型と第5文型の受動態について解説

みなさん、こんにちは。今回は第四文型と第五文型を受動態にする場合についてお話をしていきたいと思います。受動態の基本は目的語を主語に置くことです。つまり、能動態の文型から目的語の数が1つ減るという形になります。

 

受動態の基本ルールがわからない人は、受動態について基本的な「【大学受験の英文法】英語の受動態(基本編)」を是非読んでみてください。https://wearewhatwerepeatedlydo.com/englishgrammar-passivemode

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第4文型の受動態

 

A子さん
A子さん
先生!仕事できる人っぽい!!
S先生
S先生
い、いやできるわよ。普通に。これは、不登校の子に手紙を送る電話をしている場面ね

 

たなか君
たなか君
いちいち解説が切ない

 

で、この状況を表すならShe sends her student’s parent a letter.となります。これは第四文型の形です。She (=S 主語) sends(=V動詞) her student (=O目的語) a letter(=O目的語).と言うので第四文型ですね。三単元のsは忘れないように。

 

第4文型を受動態とする場合、大まかな理解としては第3文型と基本的に変わらないということです。つまり、目的語をそのまま主語に持ってきて、あとは変更せずそのままの状態におくということです。

具体的には、「Her student is sent a letter by her.」という形ですね。主語がher studentになって、動詞がbe動詞+過去分詞なのでis sentという形になって、a letterがそのまま残る形になります。これはHer student (=S) is sent (=V) a letter (=O) by her (=M)という形で第3文型になります。第4文型を受動態にすると第3文型になります目的語の数が1つ減りましたね。

 

第5文型の受動態

たなかくん
たなかくん
第五文型を受動態にしたらどうなりますか?

 

第五文型の場合、例えば I (=S)make(=V) you(=O) happy(=C).という文があります。SVOCで第五文型ですね。

 

受動態はOをSにするのですからhappyを仮にないとしたら、You are made by meとなります。ただCのhappyはVの後にそのまま入れておくのでYou are made happy by me.という形が正解です。

第4文型と第5文型の受動態の例外

たなか君
たなか君
結構、簡単ですね。そんなに、考えなくてもいいし

 

S先生
S先生
チッチ!甘い!単純に第四文型と第五文型について受動態では何もしなくていい、というのでは終わりません。

 

そうですね。第四文型と第五文型についてそのままでない、例外について話しましょう。そんなに難しくないのでしっかりと理解してください。

第四文型の場合

第四文型の場合、上述のように主語が人の場合、O2はそのままおろすという形でした。ただし、物が主語になる場合にはO1の前に前置詞toかforが入ります。

 

She sends her student’s parent a letter.この文”A letter”を主語に置いて受動態にしてみましょう。すると、”A letter is sent to her student’s parent by her.”という形になります。

前置詞toかforかの違いですが、動詞の性質上、物が手元にある場合はto、手元にない場合はforとなります

 

例えば、上述のsendは送る以上元々手元に物が存在しないと送ることができないのでtoですが、buyだとそもそも手元に物がないので買うことからforという形になります。

第五文型の場合

使役動詞、知覚動詞の場合第五文型になりますが、受動態にする際に元々Cのところで動詞の原型だったものにtoをつけてあげれば良いだけです。

 

例えば、He made some students clean the classroom.(彼は生徒に教室を清掃させた)という文がありますが、これを受動態にするとSome students were made to clean the classroom( by him).という形になります。clean の前にto不定詞をつけてあげるだけですね。

 

ただし、使役動詞でletの場合は、受動態では使えず、be allowed to~ という形でallowという動詞を利用して受動態にします。

 

He let his child clean his room.これを受動態にすると、His child was allowed to clean his room.という形になるので注意しましょう!!

 

又、Cが過去分詞を使う場合to以下はbe動詞+過去分詞という形になります。例えば、I had my purse stolen.(私の財布が盗まれた)という文を受動態にするとmy purse was had to be stolen ( by me)という形になります。

 

まとめ

どうでしたか?第四文型と第五文型についての受動態について語りました。基本が一番大事なのでしっかりと理解をして基本を大事にしていってください。

 

基本となる話は「英語教員の教える最初から学べる英文法【受動態(基本編)】」に書いてあります。これを是非読んでみてくださいhttps://wearewhatwerepeatedlydo.com/englishgrammar-passivemode/

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