みなさんは、英単語を覚えるとき、何をどのように覚えていますか?まさか、単に単語帳の右側に書いてある日本語を機械的に暗記していませんか。
[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/11/43ca64de9520f178ab62afe94fdec80d-e1572706336696.png[L_wsbName]たかし君[L_wsbText]し、してたかもしれない💦[L_wsbEnd]
[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/10/teacher.png[L_wsbName]S先生[L_wsbText]残念ながら、そのやり方を続けていても、絶対に英語を使えるようにはなりませんよ。[L_wsbEnd]
ご存知の通り、大学入試の改革でより実用的な英語力が求められています。今回のこの記事では、英語を使えるようになるための英単語の覚え方について紹介していきます。
今回の記事のポイント英単語を覚えるためには英単語とともに
・品詞を覚える
・一緒に使う前置詞を覚える
・英単語が使用される例文(身近な例を使って)で覚える
品詞を覚えるべし
[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/10/teacher.png[L_wsbName]S先生[L_wsbText]突然ですが、質問です。次の文の意味がわかりますか? “Sort emails by data”.[L_wsbEnd]
[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/11/43ca64de9520f178ab62afe94fdec80d-e1572706336696.png[L_wsbName]たかし君[L_wsbText]え、え〜と「日付によるメールの種類」ですか…?[L_wsbEnd]
[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/10/teacher.png[L_wsbName]S先生[L_wsbText]不正解!![L_wsbEnd]
この “sort” は「種類」という意味ではなく、「〜を分類する」という意味をもつ他動詞です。したがって、上の英文は、「日付でメールを分類して。」という命令文です。
さて、日本語の母語話者が英語を使えるようになるために欠かせないのが、品詞についての知識です。
上の例にあるように、 “sort” という単語は、名詞の場合は「種類・タイプ」という意味で使われますが、動詞では「〜を分類する・整理する」という他動詞になります。
このことを知らない限り、上の単純な英文の意味は絶対にわかりません。このように、注意しなければいけないのは、英単語は複数の品詞をもつ単語がたくさんあるということです。
[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/10/teacher.png[L_wsbName]S先生[L_wsbText]runも自動詞だと「走る」という意味だけど他動詞だと「(店などを)運営する」という意味になるしね。[L_wsbEnd]
1つの単語が複数の品詞をもつことは、日本語ではあまりみられない現象ですから、これは特に注意が必要です。各品詞の意味を覚えるようにしましょう。
一緒に使われる前置詞を覚えるべし
英単語に対応する日本語の意味だけ覚えていても、英語の文章は全く読めるようになりません。次の英文の意味ですが、すぐ意味がとれますか?
[L1_wsbStart][L_wsbAvatar]https://wearewhatwerepeatedlydo.com/wp-content/uploads/2019/10/teacher.png[L_wsbName]S先生[L_wsbText]The relationship of me to Miyuki lasted many years.[L_wsbEnd]
直訳すれば、「私のみゆきに対する関係は長年続いている。」となりますね。この意味がすぐとれなかった人は、 “to Miyuki” という前置詞句が “relationship” を修飾していることがわかっていないはずです。
この修飾関係を自然に理解できるようになるためには、”relation(関係)” にまつわる単語は、 “to/with/between” のいずれかの前置詞と一緒に使われる、ということを単語の意味と一緒に覚えておけばいいのです。
例えば、 “relate” という動詞が他動詞として使われる際には、 “relate A to/with B” のかたちで、自動詞の場合は “relate to A” のかたちで使われます。
この例のように、各単語がどのような前置詞と一緒に使われるのかを一緒に覚えることで、英語の読み方と聞き方が劇的に改善します。
各単語が、どの前置詞と一緒に使われるかを覚えておくことで、英文に出てくる前置詞句がどの単語を呼応しているのかがわかるようになり、文全体で何が言われているのかを正確に理解できるようになります。
それだけでなく、 例えば “relation” という単語が出てきただけで、後ろに、withかtoかbetweenで始まる前置詞句がくることが予想できるため、返り読みを防ぎ、英語を英語の語順で理解する助けにもなります。結果的に、読むスピードも上がり、リスニングの力も上がるはずです。
例文を見るべし
最後に、例文を見るのを忘れてはいけません。実際にどのような使われ方をするのかを実際の文から学びましょう。
“think” は「考える・思う」という意味で覚えている人が大半だと思います。しかし、「〜を考える」という意味で直後に名詞をとることは、それほど多くありません。多くの場合、that節をとるか、”think about” や “think of A as B” のように自動詞のかたちで使うことが大半です。
このような使われ方は、英語の例文をみることで確認できます。これによって、Writingにも応用することができます。例えば、「その計画のことを考えている」と言いたければ、 “I am thinking the plan.” とはならず、”I am thinking about the plan.” としなければいけません。
こうしたことが自然にできるようになるためには、単に日本語の意味を丸暗記するだけではなく、例文にたくさん触れることが大切です。
まとめ
私は、英単語の勉強で上に紹介した3つの方法を徹底して勉強しました。高校時代、センターの過去問をやり始めたときは英語は120点ぐらいしかとれませんでした。
しかし、上記の単語の訓練をすることでセンター本番では180点、今ではTOEICで800点以上取れるようにまでなりました。おかげで英語の教師なんかやってたりします。
勿論、英語は英単語のみで完結するものではないですが、間違いなく英単語力の工場は英語力を向上させます。単語の覚え方を少し工夫するだけで、英語の成績は劇的に改善します。みなさんもぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
受験で必要な英単語の数や覚え方について「【大学受験】英単語がどうしても覚えられない人へ英単語の覚え方」に記載しています。是非ともご一読ください。
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