みなさん、受験お疲れさまです。立命館大学2月3日の全学部統一試験の英語の問題で文法問題(第4問と第5問)について解説をしていきたいと思います。
理由としては、今後みなさんが、関関同立や産近甲龍、GMARCHの受験で速攻で役に立ち、聞かれる可能性が高いのは文法問題だと考えたからです。それでは、2月3日の立命館の全学部統一試験の英語の文法問題についてどうぞ。
第4問について
第4問の文法問題は以下のとおりです。まずは、問題文を引用した後に解答を述べたいと思います。
(A) My cousin has been considering( )a new car.
(1) buy (2) buying (3) of buying (4) to buy
(B) Since this animal likes warm temperatures, you should( )it get very cold.
(1) let not (2) let’s not (3) not let (4) not letting
(C) Our boss would like the task( )by the end of the day
(1) be finished (2) finish (3) to be finished (4) to finish
(D) You cannot be( ) careful when you drive a car.
(1) far (2) much (3) no (4) too
(E) Thanks for the offer of help, but I need to do it ( )
(1) all mine (2) by my own (3) for myself (4) only me
(F) I like this architecture ( ) the better for its imperfections.
(1) all (2) far (3) so (4) such
(G) Five passengers in this small car ( ) many.
(1) are less (2) are quite a (3) is much to (4) is one too
(H) I am looking for a spoon ( ) eat this fruit pudding.
(1) by that I can (2) which I can (3) which is able to (4) with which to
これに対する解答は
解説
A:( )の前にconsiderがきていて、considerは後ろに動名詞くる動詞なので(2)のbuyingがきます。マックメガフェプスをもう一度確認しよう。
B:( )の前にshouldが来ているので助動詞の後ろには動詞の原形が来る。また、否定形は助動詞と動詞の原形の間にnotをいれるといういたって基本知識が問われています。
C:( )の前がlike the taskという形が来ている。likeは使役動詞の形を取らないので、taskにかかる分詞か不定詞になる。そして、taskにかかる場合to finishだとtaskという主体が終えるというかたちになるのでおかしい。よって、taskが終えられるというto be finishedが正しい。
D: cannot ~tooという熟語。〜してもしすぎることはない、という意味。
E:意味として、「助けの申し出には感謝したが、自分でそれをする必要がある」という意味になる。自分でというのはfor oneselfとなる。
F:all the better for(~があるからそれだけいっそう良く)という熟語。文の意味として、建物として不完全であるから一層良くこの建築物が好きだ。
G:one too many (少量であっても)望ましくない、という意味。文は「この小さな車で5人乗ることは望ましくない」
H:先行詞がspoonであるので、関係代名詞の後ろの文でwith spoonという形がくるのでwith which toが正解。意味としては、「私はこのフルーツのプリンを食べるスプーンを探している」となる。
第5問について
単語の意味の問題です。
[1]カッコに入る単語を選びなさい
(A) These clothes will fit in this bag if you ( ) them in half.
(1) fold (2) list (3) order (4) stretch
(B) The subway lines look like patterns of leaf ( )
(1) vegetarians (2) veins (3) vices (4) visas
(C) You don’t have to ( ); no one will hear us.
(1) flock (2) lodge (3)sneeze (4) whisper
(D) The science teacher explained that when ( ) cools, it becomes a kind of rock.
(1) conquest (2) consensus (3) instinct (4) lava
(E) It is rather ( ) that you couldn’t answer those questions because you are considered an expert in the field.
(1) contemporary (2) formidable (3) isolated (4) odd
[2]次の下線の語のうち最も近い意味のものはどれか。
(A) I insist that I did not make such a remark.
(1) consider (2) maintain (3) suggest (4) trust
(B) We should remain faithful to our principles.
(1) calm about (2) limited to (3) loyal to (4) silent about
(C) They both flunked their exams at school.
(1) corrected (2) failed (3) hated (4) took
(D) It was the convention for men to wear makeup in 18th century Britain.
(1) custom (2) decision (3) exception (4) requirement
(E) It was your attitude that wrecked our friendship.
(1) changed (2) encouraged (3) ruined (4) weakened
解答は
[1]A(1)B(2)C(4)D(4)E(4)
解説について
[1]A:意味として「折る」のfoldが適切。「半分に折ればこれらの衣服はバッグにはいるだろう」という意味になる。
B:「地下鉄の路線は葉っぱの葉脈のようだ」という意味からveinが正解。
C:意味から考える。「ささやく必要はない。誰も私たちの話を聞いていない」というかたちなのでwhisperが正解。
D:「溶岩が冷えると岩になる、と科学の先生が説明した」という意味。lavaが溶岩ということを知らなくても他の単語が明らかにおかしいので正解を選べる。
E:「あなたはこの分野で専門家と考えられているのでこれらの問題に答えられないのはむしろ奇妙だ」ということからoddが入る。
[2]A:insistは「主張する」という意味。maintainも意見を維持するという意味なのでこれが近い。
B:faithful to「忠実である」という意味。原則に忠実であるとしてloyal to が近い。
C:flunkはしくじる、失敗するという意味。ただ、flunkを知らなくても「学校での試験を」に続くのはfailが内容的にしっくりとくる。
D:conventionとは慣習や保守などの意味。一番近いのはcustom。
E:wreckとは壊すという意味。意味がわからなくても、ruin「台無しにする」という意味は「友情を( )はあなたの態度だ」という形で考えれば壊す系の単語が来るのは容易に想像できる。
立命館大学2月3日の全学部統一試験の英語文法問題まとめ
以上で文法の解説を終わります。立命館の英語の文法問題の特徴として①熟語の難易度はそれほど高くない。普通の勉強をしていればほぼほぼ満点が取得可能②第5問で単語の意味がたまに難しいものもあるが、周りの意味から十分推測できる。
以上から、合格者は文法問題でほぼほぼ満点か、8割方正解をしてくると予想できます。熟語は「システム英熟語―最重要500→最難関1500」クラスを覚えれば余裕で、立命館の英語の熟語で困ることはないでしょう。
また、単語も「システム英単語<5訂版>」をしっかりとやれば十分正答できるレベルです。「システム英単語<5訂版>」は改定されてよりTOEICなどを意識した単語も入っているので4技能を意識した勉強にもおすすめです。
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