【地学】受験に役立つ地学(大陸移動)

理科・地学

みなさんこんにちは。今回の地学は大陸移動について講義します。このテーマも他のテーマの地球の内部構造、火山、地震などとの関連もあり、理解し覚えることで総合的な回答力を上げるためにしっかり勉強していきましょう。

 

なお、地球の内部構造については「【地学】受験に役立つ地学(地震波と地球内部構造)」を参考していただければと思います。

 

なお大陸移動はセンター試験において2015年に出題されており、今後も出題される可能性は十分にあります。ですので今回の大陸移動についてしっかりと理解をしていきましょう。

大陸移動の出題の特徴とポイント

地学の大陸移動については以下の点が試験に出題されるので理解し覚えてください。キーワードを含めしっかりと覚えておきましょう。

 

今回のテーマで押さえておきたいポイント・ウェゲナーの大陸移動説(生物学、地質学、古気候を根拠とした)

・プレートの移動(海嶺、海溝)

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たかし君

そもそも、大陸が移動しているなんて実感がないですね…

 

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S先生

今日は大陸が移動している根拠としくみについて解説します。

ウェゲナーが提唱した「大陸移動説」

大陸移動ですが、そもそもドイツの気象学者ウェゲナーが1912年に大陸移動説を提唱しました。これは地球上でもともと1つの大陸だったのが移動して分かれた、というものです。

 

ウェゲナーは北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の東側の海岸線と、アフリカ大陸の西側の海岸線は地形が似ていることから思いつき、その後の調査により以下の3つの根拠を挙げています。発想がすごいですよね。

生物学的な根拠

まず、彼が根拠としたのは生物学的な根拠です。海で隔てられた大陸の両岸で同一の生物・植物の化石が確認されたことです。それはミミズや淡水ザリガニといった、泳いで海を渡ることができない生物なので、もともとは同じ大陸で繋がっていたといえる根拠となりました。

地質学的な根拠

次に、ウェゲナーは地質の調査により北アメリカ大陸ので東海岸とヨーロッパの西海岸で地層が一致、また南アメリカ大陸の東海岸とアフリカ大陸の西海岸で地層が一致していることがわかりました。地層の褶曲や地質の成分が一致していることから、もとは同じ大陸だったという根拠になりました。

古気候的な根拠

次に彼が根拠とした事実は、氷河によってできた岩盤の傷の方向が一致しているというものです。オーストラリアの地層の岩盤には氷河の浸食でできた傷があり、その傷の方向が南極大陸の岩盤の傷と一致していることがわかりました。これによってもともとは一緒の大陸であったという根拠になりました。

地殻の活動でプレートが移動している

では、次に大陸が移動しているしくみを見てみましょう。

 

プレートは海嶺で作られている

海底には海嶺(かいれい)と呼ばれる海の中の山脈があり、そこで海洋プレートが作られています。ここでは地中のマグマが上昇し、海底で噴き出したところで冷やされ固まります。これによって連続してプレートが作り出されています。

海の底にある深い溝、海溝

地球は15枚のプレートが合わさっていて、軽い大陸プレートと重い海洋プレートのつなぎ目では海洋プレートが下に沈み込んでいます。この水深が深くなっているところを海溝(かいこう)といい、日本列島の東側にある日本海溝は水深8000mにもなっています。

海嶺から海溝に向かってプレートが移動している

プレートは海嶺で連続して作り出されているため、海溝に向かって押されて移動しています。

大陸は、移動しているプレートの上に乗っているというイメージが合っているでしょう。これらのしくみで大陸は移動しているのです。

まとめ

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S先生

要点をまとめますので繰り返し読んで覚えてくださいね。

大陸移動説  ドイツの気象学者ウェゲナーが提唱した

もともと一つの大陸だったといえる根拠

生物学的根拠  地質学的根拠  古気候的根拠

プレート移動のキーワード海嶺  海底でプレートが作られているところ、海中の山脈

海溝  海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでいるところ、海底の溝

プレートは海嶺で作り出され海溝に向かって押されて移動している

 

以上、大陸移動についての講義でした。

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