【地学】受験に役立つ地学 海洋と海水の運動

理科・地学

みなさん、こんにちは。地学の勉強の時間です。今回は海洋と海水の運動についての講義です。センター試験においては2015年から2017年の3年間でいずれも出題されていますのでしっかり理解し、覚えましょう。

 

なお、前回の地学では「【地学】受験に役立つ地学(大気中の水蒸気、気象現象)」を学びました。まだ読んでない人は是非とも読んでみてください。

それでは【海洋と海水の運動】の講義を進めていきましょう!

海洋

海洋とは一般的にいわれているのことで、地球上で陸地でない海水で覆われた部分をいいます。

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S先生

海は地球の表面積約70%を占め、その中には微生物や魚類が生息し、人類ほか地上の生物の生活を支える役目もあります。

 

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たかし君

ということは陸地は約30%ということですね?地球全体では海の占める割合がかなり大きいのですね。

 

地球全体で陸地が30%しかないというのは覚えておきましょう。いかに海が広いことですかね。

海水の成分と温度

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S先生

それでは、海水の成分や温度の分布について見ていきましょう。

 

海水の成分

海水の主成分塩化ナトリウム(NaCl)、いわゆる塩分と呼ばれているもので、その濃度は約3.5%です。

 

そのほか塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウムなどの物質がわずかな割合で溶け込んでいます。

海水の温度

水面から深度数百メートルまでは地域や季節によって温度は異なり、赤道に近いほど高温、遠いほど低温の傾向があります。

 

深度数千メートルから深い層ではどの地域でも約2℃となっています。海水の層は以下の形になっています。

 

海水の層表層混合層(ひょうこんごうそう) 水面から数十メートル以内で、風や波で海水が混ぜられ温度差が少ない層

 

水温躍層(すいおんやくそう)   表層混合層の下から約500mまでの間に急激に温度が下がる層

 

深層(しんそう)         水温躍層より下の深度では約2℃でほぼ一定の温度となる

海水の運動

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S先生

地球上で大きな割合を占める海洋でどのような動きがあるのか見ていきましょう。

海流

海水は地球の自転や貿易風、偏西風などの風の影響を受けて流れています。この大規模な流れを海流といいます。

海水の循環

海水は温度が低いほど密度が大きく、また塩分濃度が高いほど密度が大きくなります。極に近い低温の地域では冷えた海水が沈み込み、海底に大規模な循環を起こします。これを深層循環、またはコンベアーベルトといいます。

気象などの影響で波が小さかったり大きかったりしますね。波には風浪うねりがあります。

風浪(ふうろう) 海上の風の影響で直接起こる波 波長は5~50mくらい

うねり 遠くで起こった風浪が伝わってきた波 波長は50~500mくらい

波長とは波と次の波との間隔のことです

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たかし君

天気予報で「うねりを伴うでしょう…」というのを聞いたことがあったけど、こういうことなんですね。理解できました!

まとめ

今回は海洋と海水の運動について解説しました。要点をまとめますので海洋のしくみと起きている現象をイメージしながら用語を覚えましょう。

 

海洋の概要海洋とはのこと 地球の表面積の約70パーセントを占めている

海水の主成分は塩化ナトリウム(NaCl)

 

海洋中の温度の分布表層混合層(ひょうこんごうそう) 水面から数十メートル以内で、風や波で海水が混ぜられ温度差が少ない層

水温躍層(すいおんやくそう)   表層混合層の下から約500mまでの間に急激に温度が下がる層

水温躍層より下の深度では約2℃でほぼ一定の温度

 

海水の循環海流 海水の対規模な流れ

深層循環 海底で起きている大規模な循環 コンベアーベルトともいう

 

風浪(ふうろう) 海上の風の影響で直接起こる波 波長は5~50mくらい
うねり 遠くで起こった風浪が伝わってきた波 波長は50~500mくらい

以上、海洋と海水の運動についての講義でした。

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