今回は、古文の問題演習として、平成29年(2017年)の早稲田大学文学部の古文の問題を一部改題して行います。題材は「大鏡」からの出題です。実際の問題はもう少し難易度は上がりますが、今回の問題を理解しておれば、敬語と文学史の問題を解ければ、ほぼほぼ正解できます。
難関大学といえども基礎をしっかりと身につけておければ怖いものはありません。今回の古文の問題をしっかりとしてステップアップをしていきましょう。
古文入試問題(早稲田大学の問題を一部改変)
各設問の指示に基づき適切な選択肢を選びなさい。
古文の問題を解き終わったら
いかがだったでしょうか?
題材の「大鏡」は入試で頻出の作品で、色々なところで出てきます。藤原道長の栄華の記録ですね。時間があるならば、「大鏡 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)」がおすすめです。図解もあったりと大鏡の内容のとっかかりとして非常に優れた書籍です。アマゾンレビューもかなり高く、内容の取っ掛かりとしてぜひ一読ください。
古典が強くなるための手段として、原典の日本語訳を読んでおくことが挙げられます。内容が頭に入っているのといないとでは出来が全然違いますので。教養として知っておくことで古文が強くなります。
また、早稲田大学の古典の問題をきちんと解いてみたい人は赤本「早稲田の国語」をやってみてもいいかもしれません。
しっかりと実力を着けていきましょう!!
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