【世界史B】受験に役立つインドの歴史 第1回【インダス文明〜マウリヤ朝まで】

インドの歴史

みなさんこんにちは!HIMOKURの世界史B講義のインドの歴史編を始めます。インドの歴史は意外と試験に出て、かつ言葉を覚えたりするのがややこしいので、最低限の受験用の知識を下に記載していきます。

 

ヨーロッパの歴史を読みたい人は「受験生に役立つヨーロッパの歴史その1(世界史B)エーゲ文明から」をお読みください。

 

それでは、早速、インドの歴史を講義しましょう。ざっくりと話をします。今回は、一応、古代王朝からグプタ王朝までを一気に話をしていくつもりです。かなり図を使ったり簡単に解説を書いているつもりです。教科書で理解ができない人は是非とも呼んでください。

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インダス文明

まず、インドの古代文明は、当然「インダス文明」。インダス川周辺に栄えた文明でしたね。有名な2つの遺跡があります。受験では必須の知識ですね。

  •  ハラッパー(パンジャーブ地方)                                                               
  • モヘンジョ=ダロ(シンド地方)

ですね。なんと、二つとも現在はインドにないんですね。パキスタンにあります。インドの歴史なのに…

 

ちなみにシンド地方の「シンド」ってインド」の語源だったりします。繰り返し言いますがインドの領土にはありませんけどね(笑

 

で、当然覚えておかないといけない知識として「印章、彩文土器、インダス文字」というのがありましたね。印章というのは、動物と文字が石に刻まれたものです。印鑑みたいなものでしょうかね。

こんな感じのものです。ちなみに、インダス文字の解析はまだなされていないそうです。モヘンジョ=ダロ遺跡では印章が1200個ぐらい見つかったみたいです。

 

インダス文明は、前1800年頃までに衰退しました。そして、前1500年ごろに アーリア人(印欧)がカイバル峠をこえパンジャーブ地方に侵入しましたね。結果、ドラヴィダ系民族が南インドへいきました。

あと、これらの時代をヴェーダ時代といい、讃歌「リグ=ヴェーダ」口承文学が流行りました。リグとは「賛歌」、ヴェーダとは「知識」を意味して古代インドの知識が歌として伝わっていきました。文字の発達とともにきちんと編纂されていきました。多神教的な世界観を持っていました。

 

そして忘れていけないのが、ヴァルナ制という制度です。バラモン(司祭)、クシャトリヤ(武士)、ヴァイシャ(庶民)、シュードラ(隷属民)と身分関係が半端なくありました。これが、バラモン教(のちヒンドゥー教)カースト制度のさきがけとなったのでしたね。

 

 前7~5世紀にはマガダ国、コーサラ国など十六大国ができバラモン教に対する批判が高まってきました。具体的に仏教②ジャイナ教③バラモン教自体の改変(ウパニシャッド哲学)があります。一つづつみていきましょう。 

仏教について

コーサラ国の貴族出身のゴーダマ=シッダールタヴァルナ制を否定し、八正道(「欲を捨てる欲」をなくすためにほどほどに欲を満たすというの理論)を求めました。どういうことかというと、普通、人は生きていくのは苦痛であり,その苦痛の原因は人の思いや執念などによって起るのであるから,妄執を完全に断ち切れば完全な悟りを得られるのでは?という話です。

 

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S先生

あくまで筆者の理解なので、正確な仏教の教えとはずれると思います。ご注意を!

 

個人的には「良く生きろ」みたいなことかなと考えています。(ざっくりすぎ!?)で、ゴーダマさんのすごいところは自分をブッダ(悟りを開いた人)と言ったことなんですね。なかなか自分が悟ったなんて言えないですよね…

 

詳しくは、手塚治虫の「ブッダ」とかに詳しいです。

ジャイナ教

ヴァルダマーナという人が開いた宗教です。自身を「マハーヴィーラ(偉大な勇者)」と名乗り、苦行を行う宗派です。断食死なんていうのもやっています。しかも恐ろしいことに現在に到るまでジャイナ教は存在しています。

 

とにかく、苦行の宗教とざっくりイメージすればいいです。手塚のブッダにも出てきますが修行方法が半端じゃないですね。

ウパニシャッド哲学

 バラモン教の内部革新として知られています。いってしまえば、バラモン教の批判が強くなってきたのでバラモン教内部で革新しようぜということです。

 

バラモン教が形式的になっていることを批判し、内面的な思索を重視し普遍的な真実、不滅なものを追求するようになりました。

 

ウパニシャッド哲学で大事な考え方というのは梵我一如というものです。これは、真理の把握であり、その真理を知覚することによって解脱に達することができるという考えです。これは世界最古の深い哲学的思索と知られています。

マウリヤ朝(統一王朝)BC322〜BC185

最初の、インドの統一王朝です。これまで、十六国とか分裂していたのを統一します。どんな感じかといういうと上の地図で青い地域全部です。ほとんどインド全域やん(汗

 

建国した人はチャンドラ=グプタという人です。グプタ朝の人とは違うので注意!!です。都はパータリプトラ

 

で、最盛期の王様が3代目のアショーカ王です。仏教の力を使って王国をまとめました。ダルマを統治倫理とし、「父母を敬え」などの道徳を石柱碑、磨崖碑に刻みました。また、スリランカへの布教を行ったり、第三回仏典結集(仏典の編纂)を行いましたね。

 

今回の、お話はここまでです。次回はクシャーナ朝から話していくつもりです。

続きのお話はこちら

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