I wish, If only, would that, would ratherなどの仮定法の特殊構文について解説!【英文法】

みなさん、今回は英文法の仮定法、特殊なかたちについて勉強していきましょう。

今回は基本的な公式とは少し違ったかたちの仮定法を解説します。I wishやIf only, would that, would rather、withでの言いあらわし方など特徴をつかんで理解しましょう。as ifも試験の長文に出た時に惑わされずにしっかり見抜けるように理解しましょう。ほかには仮定法の構文をいくつか紹介します。

復習したいひとは「【仮定法過去】高校英語の仮定法とは?英文法の仮定法過去を例文とともに解説」「仮定法過去完了とは?仮定法過去との違いを例文とともに解説【演習問題付き】」で確認してくださいね!

今回の記事を読んだらわかること・英文法の仮定法の特殊なかたちがわかる

・wishの仮定法がわかる

・as if の仮定法がわかる

・If only,  would rather, would thatの用法がわかる

・withをつかった仮定法がわかる

・仮定法の構文がわかる

スポンサーリンク
スポンサーリンク

英文法 I wishの仮定法

wish+仮定法過去

それでは早速wishを使った仮定法を説明します。wishという単語の意味にもあるように、wishを使った仮定法では話し手の願いが含まれています。現在の事実と異なっていたり、実現が困難な願望をあらわしています。

I wish に続く節の時制をずらすことにより、現在の事実との距離を取り「~であればいいのに」という、願望があるけれど現実は違うということをあらわしているので、話し手の残念に思う気持ちも含まれています。

それでは例文で確認してみましょう。

・I wish I knew her email address.(彼女のアドレスを知っていればなあ。)

wishと仮定法過去で現在の状況と異なることをあらわしています。公式で確認しましょう。

wishをつかった仮定法過去のかたち(公式)

S(主語)wish + S’(主語’)+ 過去形. (~であればよいのに)

この仮定法は、直接法に言い換えることができます。

・I wish I knew her email address.(彼女のアドレスを知っていればなあ。)[仮定法]

→・I’m sorry I don’t know her email address.(彼女のアドレスを知らなくて残念です。)[直接法]

wish+仮定法過去完了

前回、前々回のif節のある仮定法過去と仮定法過去完了で学んだように、wishを使った仮定法でも現在の願望と事実が異なる場合は仮定法過去と同様過去形を使い、過去のこうだったらよかったのに、という願望と事実が違う場合は仮定法過去完了同様過去完了形をもちいます。

公式を確認しましょう。

wishをつかった仮定法過去完了のかたち(公式)

S(主語)wish + S’(主語’)+ 過去完了形. (~だったらよかったのに)

コツは一緒ですね!それでは実際に例文で確認しましょう。

・I wish I had studied English more.(もっと英語を勉強していたらなあ。)

思っているのは現在なのでwishはそのまま現在形で勉強をしていなかったのは過去なので過去完了形で時制をひとつずらしてあらわします。この時に注意する点があります。wishの願う時点と願望の時点が同時の場合はwishに続く節では過去形(仮定法過去)を使います。願う時点より願望の時点が前(過去)の場合は時制がずれていることをあらわす為に過去完了(仮定法過去完了)を使います。

4パターンを説明しますね。

1.今知っていればと今願う場合(wishと知りたい時点が同時

・I wish I knew her email address.(彼女のアドレスを知っていればなあと今願う[仮定法過去])

2.過去に彼女のアドレスを知っていたらと今願う(wishと知りたかった時点がずれている

・I wish I had known her email address.(過去に彼女のアドレスを知っていたらと今願う[仮定法過去完了])

3.過去に彼女のアドレスを知っていたらと過去に願った(過去に知っていたら、そして願うwishも過去=wished,2つとも過去で同時

・I wished I knew her email address.(過去に彼女のアドレスを知っていればと過去に願った[仮定法過去])

4.過去のさらに過去に彼女のアドレスを知っていたらと過去に願った(wishの時点も過去=wishedだが、知っていたらと思うのはそれよりもさらに過去、知りたかった時点と願った時点にずれがある

・I wished I had known her address.(過去のさらに過去に彼女のアドレスを知りたかったと過去願った[仮定法過去完了])

このように、wishと主節の時がずれている場合は過去完了をつかう、同時なら過去形と覚えてくださいね。

as ifをつかった仮定法

as ifの節で仮定法過去をもちいると、「まるで~のように」という事実と異なった状況や空想の状態をあらわします。

例文で確認してみましょう。

・She talks as if she were a musician.(彼女はまるでミュージシャンであるかのように話す。)

as if 仮定法過去のかたち(公式)

S(主語)+ 動詞 + as if + S’(主語’)+ 過去形. (まるで~のように)

as if節で過去のことを話す場合は過去完了をもちいてあらわします。公式は下記になります。

as if 仮定法過去完了のかたち(公式)

S(主語)+ 動詞 + as if + S’(主語’)+ 過去完了. (まるで~したかのように)

・She looks as if she had been ill.(彼女はまるで病気であったようにみえる。)

この時、注意してほしいのが、主節とas if節の時制がずれているときはas if節で過去完了をつかう、ということです。これもまたwishで解説したように主節の動詞の時点とas if節の動詞が同じ時点なら過去形(仮定法過去)、ずれていれば過去完了(仮定法過去完了)を使いますのでポイントを押さえてしまいましょう。wishの時と同じく4パターンです。

1.She looks as if she were ill.(彼女がまるで病気であるという時点もみえるという時点もで同じ[仮定法過去])

2.She looks as if she had been ill.(過去まるで病人だったように、みえる。時点にずれがある。[仮定法過去完了])

3.She looked as if she were ill.(過去まるで病人だったように、過去みえた。過去だが同じ時点。[仮定法過去完了])

4.She looked as if she had been ill.(過去のさらに過去まるで病人だったように、過去みえた。時点にずれがある。[仮定法過去完了])

仮定法 if only, would that, would ratherについて

ここからは仮定法を使った構文です。テストに出やすいのでしっかり覚えましょう。

if only~:~であればなあ

if onlyはi wishで書き換えることができるのですが、意味合いとしてはif onlyの方が強い願望をあらわします。今自分が願っている実現不可能な願望をあらわしています。強い願望なので感嘆符「!」とともに使われることが多いです。

If only he were here!(彼がここにいさえすればなあ。)

→≒I wish he were here.

would rather + 仮定法過去:(むしろ)~してほしい

would rather 動詞原形の場合「むしろ~したい」となりますが、would ratherのあとに仮定法過去がくる場合は遠回しな表現の「むしろ~してほしい」になります。例文を見てみましょう。遠回しなので丁寧な言い方となります。

・I would rather I stayed here.(私はむしろここにいたいのですが。)

・I would rather you didn’t eat in my room.(私の部屋で食べないでほしいのですが。)

would that + S(主語)+ V(動詞):SVならいいのになあ

こちらもi wishに置き換えられます。Vの動詞で現在のことをあらわす時は仮定法過去、過去にVだったらよかったのにという場合は仮定法過去完了であらわします。では例文で確認しましょう。

・I would that my parents lived in New York.(両親が(今)ニューヨークに住んでいればいいのになあ。[仮定法過去])

→I wish my parents lived in New York.

・I would that my parents had lived in New York.(両親が(過去に)ニューヨークに住んでいたらよかったのになあ。[仮定法過去完了])

→I wish my parents had lived in New York.

withをつかった仮定法(with, without)

with + 名詞 :~があれば

if節をもちいずに仮定法の表現をすることがあります。たとえば、文頭にwithを使って「~があれば」ということをあらわしてから仮定の話をします。この時、with+名詞で、「名詞があれば」という意味ですので、if節に言い換えればIf +S(主語)+had +名詞となります。

With a little more time, I could eat the cheese cake.(もう少し時間があれば、チーズケーキが食べられたのに。)

→If I had a little more time, I could eat the cheese cake.(時間があれば、今食べられた。[仮定法過去])

S先生
S先生

節に言い換える表現は注意してください!

With a little more time, I could have eaten the cheese cake.(もう少し時間があったなら食べ終えることができたのに。[仮定法過去完了])

without + 名詞:~がなければ

withの時とは反対に、withoutは~がなければ、という意味でやはり後ろに仮定法を用いることができます。この場合もwithout+名詞は文頭に置きます。

主節の動詞が仮定法過去の場合は、「(今)~がなければ」という意味で、主節の動詞が仮定法過去完了であれば、「(あの時)~がなかったら」となります。節に言い換えるときにはIf notの形が使われます。

Without your help, I would not be able to do this project.(あなたの助けがなければ、私はこのプロジェクトをできないだろう。)

withoutの仮定法も「あの時~なければ」と表現する場合は、withの時同様にしゅせつの動詞を過去分詞にします。

Without your help, I would not have been able to do this project.(あの時あなたの助けがなかったら、私はこのプロジェクトをできなかったろう。)

前回学んだ構文If it were not for~でも言い換えることができます。例文を確認しましょう。

If it were not for your help, I would not be able to do this project.

ウ)Were I you, I would ask him for a date.(もし私があなたなら、彼をデートに誘うのに。(仮定法過去倒置be動詞were)

仮定法特殊なかたちまとめ

今回は英文法 仮定法の特殊なかたちや構文について勉強しました。言い換えができるものがたくさんあり、強調の度合いや実現の具合によって使い分けていました。言い換えの問題も試験に出る場合がありますので、どの文がどのように言い換えられるか復習してくださいね。

仮定法の基礎をもう一度勉強したい人は「【仮定法過去】高校英語の仮定法とは?英文法の仮定法過去を例文とともに解説」、仮定法過去完了を勉強したい人は「仮定法過去完了とは?仮定法過去との違いを例文とともに解説【演習問題付き】」でも復習できます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

コメント

");const o=ie?ie.createHTML(e):e;if(nt===tt)try{t=(new W).parseFromString(o,at)}catch(e){}if(!t||!t.documentElement){t=le.createDocument(nt,"template",null);try{t.documentElement.innerHTML=ot?ae:o}catch(e){}}const i=t.body||t.documentElement;return e&&n&&i.insertBefore(r.createTextNode(n),i.childNodes[0]||null),nt===tt?ue.call(t,Ie?"html":"body")[0]:Ie?t.documentElement:i},bt=function(e){return ce.call(e.ownerDocument||e,e,H.SHOW_ELEMENT|H.SHOW_COMMENT|H.SHOW_TEXT|H.SHOW_PROCESSING_INSTRUCTION|H.SHOW_CDATA_SECTION,null)},St=function(e){return e instanceof B&&("string"!=typeof e.nodeName||"string"!=typeof e.textContent||"function"!=typeof e.removeChild||!(e.attributes instanceof z)||"function"!=typeof e.removeAttribute||"function"!=typeof e.setAttribute||"string"!=typeof e.namespaceURI||"function"!=typeof e.insertBefore||"function"!=typeof e.hasChildNodes)},Rt=function(e){return"function"==typeof b&&e instanceof b},wt=function(e,t,n){pe[e]&&u(pe[e],(e=>{e.call(o,t,n,ut)}))},Ct=function(e){let t=null;if(wt("beforeSanitizeElements",e,null),St(e))return _t(e),!0;const n=st(e.nodeName);if(wt("uponSanitizeElement",e,{tagName:n,allowedTags:Ne}),e.hasChildNodes()&&!Rt(e.firstElementChild)&&_(/<[/\w]/g,e.innerHTML)&&_(/<[/\w]/g,e.textContent))return _t(e),!0;if(e.nodeType===J)return _t(e),!0;if(Me&&e.nodeType===Q&&_(/<[/\w]/g,e.data))return _t(e),!0;if(!Ne[n]||Ce[n]){if(!Ce[n]&&Dt(n)){if(we.tagNameCheck instanceof RegExp&&_(we.tagNameCheck,n))return!1;if(we.tagNameCheck instanceof Function&&we.tagNameCheck(n))return!1}if(Ye&&!qe[n]){const t=re(e)||e.parentNode,n=oe(e)||e.childNodes;if(n&&t){for(let o=n.length-1;o>=0;--o){const r=X(n[o],!0);r.__removalCount=(e.__removalCount||0)+1,t.insertBefore(r,$(e))}}}return _t(e),!0}return e instanceof R&&!Et(e)?(_t(e),!0):"noscript"!==n&&"noembed"!==n&&"noframes"!==n||!_(/<\/no(script|embed|frames)/i,e.innerHTML)?(ke&&e.nodeType===Z&&(t=e.textContent,u([fe,de,he],(e=>{t=g(t,e," ")})),e.textContent!==t&&(p(o.removed,{element:e.cloneNode()}),e.textContent=t)),wt("afterSanitizeElements",e,null),!1):(_t(e),!0)},Lt=function(e,t,n){if(Be&&("id"===t||"name"===t)&&(n in r||n in mt))return!1;if(ve&&!Le[t]&&_(ge,t));else if(De&&_(Te,t));else if(!Se[t]||Le[t]){if(!(Dt(e)&&(we.tagNameCheck instanceof RegExp&&_(we.tagNameCheck,e)||we.tagNameCheck instanceof Function&&we.tagNameCheck(e))&&(we.attributeNameCheck instanceof RegExp&&_(we.attributeNameCheck,t)||we.attributeNameCheck instanceof Function&&we.attributeNameCheck(t))||"is"===t&&we.allowCustomizedBuiltInElements&&(we.tagNameCheck instanceof RegExp&&_(we.tagNameCheck,n)||we.tagNameCheck instanceof Function&&we.tagNameCheck(n))))return!1}else if(Ze[t]);else if(_(Ae,g(n,Ee,"")));else if("src"!==t&&"xlink:href"!==t&&"href"!==t||"script"===e||0!==T(n,"data:")||!Ke[e]){if(Oe&&!_(ye,g(n,Ee,"")));else if(n)return!1}return!0},Dt=function(e){return"annotation-xml"!==e&&h(e,_e)},vt=function(e){wt("beforeSanitizeAttributes",e,null);const{attributes:t}=e;if(!t)return;const n={attrName:"",attrValue:"",keepAttr:!0,allowedAttributes:Se};let r=t.length;for(;r--;){const i=t[r],{name:a,namespaceURI:l,value:c}=i,s=st(a);let p="value"===a?c:y(c);if(n.attrName=s,n.attrValue=p,n.keepAttr=!0,n.forceKeepAttr=void 0,wt("uponSanitizeAttribute",e,n),p=n.attrValue,n.forceKeepAttr)continue;if(At(a,e),!n.keepAttr)continue;if(!xe&&_(/\/>/i,p)){At(a,e);continue}if(Me&&_(/((--!?|])>)|<\/(style|title)/i,p)){At(a,e);continue}ke&&u([fe,de,he],(e=>{p=g(p,e," ")}));const f=st(e.nodeName);if(Lt(f,s,p)){if(!We||"id"!==s&&"name"!==s||(At(a,e),p=Ge+p),ie&&"object"==typeof G&&"function"==typeof G.getAttributeType)if(l);else switch(G.getAttributeType(f,s)){case"TrustedHTML":p=ie.createHTML(p);break;case"TrustedScriptURL":p=ie.createScriptURL(p)}try{l?e.setAttributeNS(l,a,p):e.setAttribute(a,p),St(e)?_t(e):m(o.removed)}catch(e){}}}wt("afterSanitizeAttributes",e,null)},Ot=function e(t){let n=null;const o=bt(t);for(wt("beforeSanitizeShadowDOM",t,null);n=o.nextNode();)wt("uponSanitizeShadowNode",n,null),Ct(n)||(n.content instanceof s&&e(n.content),vt(n));wt("afterSanitizeShadowDOM",t,null)};return o.sanitize=function(e){let t=arguments.length>1&&void 0!==arguments[1]?arguments[1]:{},n=null,r=null,i=null,l=null;if(ot=!e,ot&&(e="\x3c!--\x3e"),"string"!=typeof e&&!Rt(e)){if("function"!=typeof e.toString)throw A("toString is not a function");if("string"!=typeof(e=e.toString()))throw A("dirty is not a string, aborting")}if(!o.isSupported)return e;if(Ue||ft(t),o.removed=[],"string"==typeof e&&(je=!1),je){if(e.nodeName){const t=st(e.nodeName);if(!Ne[t]||Ce[t])throw A("root node is forbidden and cannot be sanitized in-place")}}else if(e instanceof b)n=Nt("\x3c!----\x3e"),r=n.ownerDocument.importNode(e,!0),r.nodeType===V&&"BODY"===r.nodeName||"HTML"===r.nodeName?n=r:n.appendChild(r);else{if(!Fe&&!ke&&!Ie&&-1===e.indexOf("<"))return ie&&ze?ie.createHTML(e):e;if(n=Nt(e),!n)return Fe?null:ze?ae:""}n&&Pe&&_t(n.firstChild);const c=bt(je?e:n);for(;i=c.nextNode();)Ct(i)||(i.content instanceof s&&Ot(i.content),vt(i));if(je)return e;if(Fe){if(He)for(l=se.call(n.ownerDocument);n.firstChild;)l.appendChild(n.firstChild);else l=n;return(Se.shadowroot||Se.shadowrootmode)&&(l=me.call(a,l,!0)),l}let m=Ie?n.outerHTML:n.innerHTML;return Ie&&Ne["!doctype"]&&n.ownerDocument&&n.ownerDocument.doctype&&n.ownerDocument.doctype.name&&_(q,n.ownerDocument.doctype.name)&&(m="\n"+m),ke&&u([fe,de,he],(e=>{m=g(m,e," ")})),ie&&ze?ie.createHTML(m):m},o.setConfig=function(){let e=arguments.length>0&&void 0!==arguments[0]?arguments[0]:{};ft(e),Ue=!0},o.clearConfig=function(){ut=null,Ue=!1},o.isValidAttribute=function(e,t,n){ut||ft({});const o=st(e),r=st(t);return Lt(o,r,n)},o.addHook=function(e,t){"function"==typeof t&&(pe[e]=pe[e]||[],p(pe[e],t))},o.removeHook=function(e){if(pe[e])return m(pe[e])},o.removeHooks=function(e){pe[e]&&(pe[e]=[])},o.removeAllHooks=function(){pe={}},o}();return oe}))
タイトルとURLをコピーしました