今回は、使役動詞の「have」についてお話していきたいと思います。使役動詞というのは高校レベルの初歩の段階で学習する項目であり、絶対に知っておかねばならない知識になってきます。
しっかりと理解をして、万全の状態でテストや試験などに臨めるようにしましょう。
「使役動詞」のhaveの使い方について
ここからは使役動詞の「have」の詳しい使い方について、解説していきます。
使役動詞の基本的な用法と意味を抑えていきましょう。まずは実際の使い方を例文で確認します。
「私がさせた」ということですので、主語の後ろに使役動詞の「have」を置きます。そしてその直後に目的語として、「~させる対象」を置きます。
今回で言うと、「彼女にさせる」訳ですから、「her」を置くのですね。
そして注目すべきはその直後です。何をさせるか、という観点で目的語の直後には動詞を置くのですが、その動詞が使役動詞では原型になります。対象が「she」なので三単現のsや、主部が過去形なので「played」にしたい気持ちがあるかもしれませんが、使役動詞の鉄則は直後の動詞を原型にすることです。
これはしっかりとルールとして覚えておきましょう。テストなどでも頻出です。
使役動詞「have」の例外~直後が過去分詞になる場合~
先ほどは、使役動詞「have」の直後の動詞は形に関わらず原型にするというお話をしました。しかしながらそれにも例外があります。
まずは「have」の直後に過去分詞を置くケースについて解説していきます。ここからは例文でもってその場合について解説をしていきます。
原型のところで扱ったベーシックな例文は、「彼がゲームをする」といった主述の関係がありました。
しかし今回は「バッグが運ぶ」のではなく、「バッグは運ばれる」のです。
このように目的語と直後の動詞の関係性を比較し、主述の関係があれば原型・受け身の関係があれば過去分詞と覚えておきましょう。
意味合い的には①目的語(O)を~される ②目的語(O)を~してもらう
と覚えておきましょう。
自分から見て、目的語に「何かさせている」のですね。
使役動詞「have」の例外~直後が現在分詞になる場合~
次に、使役動詞「have」の直後が現在分詞になるケースについて解説していきます。こちらは過去分詞より影がうすいですが、しっかりと覚えておく必要があります。
これはなかなかのレアケースで登場頻度もそこまで高くはありませんが、いざ出題された時のためにしっかりと知っておきましょう。備えあれば患いなしですよ。
使役動詞「have」の練習問題
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
使役動詞の「have」は後ろの形の変化が多く、覚えるのも大変ですが、しっかりと理解をして万全の状態で各種テストに臨みましょう。
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