この記事では、経済分野過去20回分の記事のリンクをまとめています。
第1回から順番に読んでいただいてもいいですし、必要な記事だけ読んでいただいても構いません。
日々の学習に役立てていただければ幸いです。
この記事からわかること
・過去20記事分の概要
経済理論
(日本銀行:wikiより)
経済の仕組みと会社の種類について解説(問題演習つき)【経済第1回】
経済のメカニズム・会社の種類・株式会社の特徴を解説した記事です。図表などを交えて詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
需要・供給曲線について市場経済メカニズムをわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第2回】
需要・供給曲線のシフトや外部不経済について取り上げた記事です。共通テストでは非常に重要な範囲なので、ぜひチェックしてみてください。
国民所得・景気循環についてわかりやすく解説(入試問題演習も)【経済第3回】
この記事では、GDPとGNIの関係や景気循環における波の種類について解説しました。
通貨制度と金融(信用創造・金融政策など)についてわかりやすく解説【経済第4回】
通貨の種類や役割・信用創造・金融政策についてピックアップした記事です。
財政の役割や租税・公債の種類についてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第5回】
こちらでは、財政政策や租税・国債の種類について取り上げました。
資本主義と社会主義についてわかりやすく解説(入試問題も用意)【経済第6回】
この記事では、資本主義・社会主義それぞれの特徴を重点的に解説しました。ケインズやマルクスらの思想についても紹介しています。
日本の経済
(消費者庁:wikiより)
戦後の日本経済についてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第7回】
復興期からバブル期までの日本経済を解説した記事です。
農業・中小企業問題についてわかりやすく解説(入試問題も解説)【経済第8回】
農業や中小企業が抱える問題について取り上げました。
公害問題についてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第9回】
公害問題について解説した記事です。日本だけではなく、世界で起きた公害も紹介しています。
消費者問題についてわかりやすく解説(入試問題も用意)【経済第10回】
近年深刻化している消費者問題についての記事です。
労働問題についてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第11回】
この記事では、労働三法それぞれの役割や、日本で起きている非正規雇用などをめぐる労働問題を解説しています。
社会保障制度についてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第12回】
日本の社会保障制度の特徴に加え、各国の社会保障制度の違いについて詳しく解説しました。社会保障の歴史に関しても取り上げています。
地球環境問題・エネルギー問題について解説(入試問題つき)【経済第13回】
地球環境問題・エネルギー問題をピックアップしました。パリ協定についても詳しく説明しているので、ぜひご参照ください。
インフレ・デフレについてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第14回】
インフレ・デフレそれぞれの定義や発生要因についての解説記事です。
世界の経済
(地球:wikiより)
比較生産費説(比較優位など)についてわかりやすく解説【経済第15回】
この記事では、リカードの比較生産費説を具体例を交えながら解説しました。大学受験でもとくに重要な内容なので、ぜひチェックしてみてください。
国際収支について(経常収支・金融収支など)わかりやすく解説【経済第16回】
国際収支の分類や、計上のルールに関する記事です。
外国為替(円高・円安)についてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第17回】
こちらでは、円高・円安とは何かを詳しく解説しました。為替について知りたい方や、新聞の内容をより深く理解したい方におすすめです。
国際経済体制(ブレトンウッズ体制など)についてわかりやすく解説【経済第18回】
この記事では、ブレトンウッズ体制やGATTなどについて取り上げました。
地域的経済統合(EU・ASEAN・TPPなど)についてわかりやすく解説【経済第19回】
EU・ASEAN・TPPなどの地域的経済統合についての解説記事です。とくにEUについては成立までの歴史を詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
南北問題・南南問題についてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第20回】
こちらでは、南北問題・南南問題について紹介しています。
一つひとつの取引が「貿易・サービス収支」「第一次所得収支」「第二次所得収支」のどれに当てはまるのか、ていねいに分類していくことがポイントです。また、矢印の向きに注目することも重要ですよ。
まず1つ目の矢印「株式の配当」ですが、これはA国がB国に対して株式投資を行い、リターンとして配当を得たわけですから、第一次所得収支に該当します。
2つ目の矢印「医薬品のための無償資金援助」は、第二次所得収支です。
3つ目の矢印「特許使用料」は、貿易・サービス収支に当てはまりますね。
4つ目の矢印「外国人労働者による家族への送金」は、外国人労働者による母国への援助と考えると、第二次所得収支に該当します。
5つ目の矢印「国債の利子」は、先ほどの「株式の配当」と同様、第一次所得収支です。
最後の矢印「電気機器の輸入代金」は、貿易・サービス収支ですね。
これを踏まえて、「貿易・サービス収支」「第一次所得収支」「第二次所得収支」を算出します。
貿易・サービス収支は、特許使用料(25億ドル)と電気機器の輸入代金(35億ドル)です。特許使用料は矢印の向きから判断すると、B国からA国へお金が流入しているので、プラスになります。逆に電気機器の輸入代金はマイナスになるので、貿易・サービス収支は-10億ドル(=25-35)です。
第一次所得収支の、株式の配当(40億ドル)と国債の利子(10億ドル)はともにB国からA国へお金が流入しているわけですから、いずれもプラスになります。よって第一次所得収支は50億ドル(=40+10)です。
第二次所得収支の、医薬品のための無償資金援助(5億ドル)と外国人労働者による家族への送金(10億ドル)はいずれもB国へお金が流出しているため、マイナスになります。したがって第二次所得収支は-15億ドルです。(=-5-10)以上より、正解は③となります。
②・③:経常収支には、旅行や輸送によって生じる収支や、雇用者報酬・消費財の無償援助が含まれます。
④:直接投資は、金融収支に含まれるので、間違いです。
まとめ
今回は、過去20回分の記事をご紹介しました。
ぜひ毎日の勉強にご活用いただけるとうれしく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
前回の記事「南北問題・南南問題についてわかりやすく解説(入試問題つき)【経済第20回】」ですのでよければ読んでください。
復習が必要な人は経済第一回「経済の仕組みと会社の種類について解説(問題演習つき)【経済第1回】」をご覧ください。
政治経済を理解するには「蔭山の共通テスト政治・経済」がおすすめです。政治経済の細かいところまで解説してくれるので、受験生はぜひとも一読をするとよいでしょう。
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