メルカトル図法を徹底解説!出題時に差がつく(モルワイデ、サクソン、グード、正距方位図法も全て解説)

地図

みなさん、こんにちは!今回は高校地理、地図の図法について解説していきます。地図と聞くと、一番身近で、一番に思い浮かぶのは「日本地図」ではないでしょうか。

 

地図の図法って今ひとつピンと来ないんだよな。
たなかくん
たなかくん

 

地図の図法とは、簡単にいうと、どの視点から、何に重点をおくかによって、描き方を変えたものです。実際に、メルカトル図法、サンソン図法、グード図法、正距方位図法などがあります。

 

地図の図法についての問題ですが、センター試験に出題されたこともありますし、中央大学、学習院大学でもとり上げられたことがあります。

 

この分野はただ知識を持っているだけで問題がとけてしまうので、確実に得点に繋げたいといったところです!

 

今回はそれぞれの地図の違いや、どのようなところで使われているのか、解説していきます。

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そもそもメルカトル図法とは?

では、そもそもメルカトル図法とはいったいどんな図法なのでしょうか。

この世界地図はメルカトル図法で描かれています。

 

緯線と経線が直角にかかれているのが特徴的ですね。また、南極がとても大きくかかれているのも特徴的です。

 

ではなぜそのような描かれ方をしているのでしょうか。それは、メルカトル図法が円筒図法で描かれているからなのです。

 

たなかくん
たなかくん
円筒図法?なんですか?それ?
S先生
S先生
円筒図法とはね、地球に円筒をまきつけて、そこに地物を投影して地図を描く方法のことなのよ。

 

だから南極近くと北極近くはいつもより大きく描かれているのです。

 

そして、メルカトル図法では角度が等しくなっています。経線が一定の間隔で描かれているからです。

メルカトル図法の利用方法

メルカトル図法は角度が等しいという特徴がありました。

 

地図上の二点を結んだ経路が等角航路になります。

 

それを生かして、メルカトル図法は羅針盤を使う航海で利用されています。

さまざまな図法

モルワイデ図法とその読み方、使われ方

次はモルワイデ図法です。

 

パット見てわかる特徴としては、楕円形をしているということです。

 

北極、南極の歪を小さくするために、楕円形にされています。また、モルワイデ図法では面積が正しく表されています

 

なので、分布図に使われたり、正確な面積が必要な分析の時に使われたりします。

サンソン図法とその読み方、使われ方

次にサンソン図法です。

 

コマのような形をしていますね。

 

サンソン図法は緯線は直線で描かれています。経線は中央の一本だけが直線で、あとはサインカーブで描かれています。

 

高緯度の歪が大きく、赤道付近の歪は小さいので、アフリカ大陸や赤道周囲の地域の表現に適しています

グード図法とその読み方、使われ方

次にグード図法です。

 

なんともへんてこな形ですね。なぜこんな形をしているのかというと、高緯度が見やすいモルワイデ図法と、低緯度の歪が小さいサンソン図法を二つの地図の緯度が等しくなる40,44度で組み合わせ出来たからなのです。

 

大陸を重視し、大陸のゆがみを少なくするために、海洋は切断してあります。

 

グード図法はホモロサイン図法と呼ばれることもあります。

 

世界のどの地域を表現するときも使われます。

 

正距方位図法とその読み方、使われ方

最後は正距方位図法です。

正距方位図法とは、その名の通り「距離と方位が正しい地図」のことです。

 

でも誰しもひっかりやすい注意点があります。

 

それは、距離と方位といっても「地図の中心とある一点を結ぶ距離と方位」が正しい図法なのです。

 

また、世界地図を描くと、半径が2万キロメートル、直径は4万キロメートルになります。

 

地球一周が約4万キロメートルなので、地図の半径は地球の半周を表します。なので、円周上の地点は、地図の中心との対蹠点になります。

 

そしてこの地図ですが、飛行機など航空関係の地図として用いられます。

 

なぜかというと、地図の中心からある一点を結んだ直線は大圏航路(最短ルート)になるからです。パイロットが操縦の時に正しい方位と最短距離を確認するために使う、ということですね!

まとめ

今回はたくさんの図法が出てきたので、一度で覚えるのは少し難しいのではないでしょうか。

 

復習もかねて、もう一度確認をしておきましょう!

 

〇メルカトル図法
角度が一定、経線と緯線が直角に交わる。
地図の二点を結んだ航路が等角航路→羅針盤を用いた航海で使われる

〇モルワイデ図法
楕円形。
面積が正しい。
分布図や、正確な面積が必要な分析の時に使われる

〇サンソン図法
中央の経線以外はサインカーブで描かれる。
高緯度の歪が大きく、低緯度の歪は小さい→赤道付近・アフリカ大陸付近の表現に使われる

〇グード図法
モルワイデ図法とサンソン図法を緯度が等しくなる40.44度で組み合わせてできた地図。
ホモロサイン図法とも呼ばれる

〇正距方位図法
地図の中心とある一点を結ぶ距離と方位が等しい図。
地図の中心からある一点を結んだ距離は大圏航路(最短ルート)、飛行機の操縦時に使われる

 

以上で今回の解説を終わります。何度も復習をして、定着させましょう!図法をしっかりと復習したい人は「村瀬のゼロからわかる地理B (大学受験プライムゼミブックス) 」がおすすめです。

 

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