太陽と太陽系の天体について(太陽の基本情報と惑星とは何かを解説)【地学】

みなさんこんにちは。地学の勉強の時間です。今回は、【太陽と太陽系の天体】についてお話をしていきます。まずは、太陽とはどのようなものか、太陽の基本情報と惑星の公転周期などを解説します。

 

センター試験ではこの太陽と太陽系のテーマについて2016年、2017年で出題されており、太陽と地球との距離や太陽のしくみが問われています。今回の講義では太陽と太陽系の天体について解説しますので、そのしくみと構成をイメージしながら用語を覚えていきましょう。

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太陽とは

まずは、太陽についてお話をします。地学では太陽について色々と問題になります。太陽をいろいろな角度から観察し、その規模やしくみを見てみましょう。

太陽の基本情報

太陽の直径:約139万km

S先生
S先生

地球が横に109個並ぶ大きさです。

太陽の体積:地球の130万倍

太陽の質量:1.9891×1030kg  地球の33万倍

地球からの距離:約1億5千万㎞

 

S先生
S先生

光の速さで8分20秒かかる距離です。光の進む速さは秒速30万kmです

太陽の温度:表面の温度約6000℃ 黒点部分の温度約3800℃ 中心の温度約1600万℃

太陽の明るさ:3.85×1026W

たかしくん
たかしくん

太陽って地球と比べるととてつもなく大きいし、温度や明るさを見るとすごいエネルギーなんですね…!

太陽のしくみ

太陽のしくみは以下のとおりです。各々の用語をしっかりと覚えていきましょう。

中心核:高温高圧の水素が核融合しエネルギーを放出しているところです。

放射層:中心核で発生したエネルギーが電磁波となり太陽の外側へ移動しているところです。

対流層:高温のガスが対流しエネルギーが外側へさらに移動している層です。

光球:太陽の表面で、可視光を出しています。

彩層:太陽の表面より上に存在する薄いガスの層です。

コロナ:太陽の外層大気で、表面よりも高温です。

 

太陽系の天体

 

太陽とその周りを回っている惑星などの天体を合わせて太陽系といいます。それでは、太陽系を構成している惑星とはどのようなものか見ていきましょう。

惑星

惑星とは、太陽を中心に公転している8つの天体のことで、それぞれの名前は太陽に近いものから水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星(てんのうせい)、海王星かいおうせい)となっています。

 

S先生
S先生

覚え方は「すいきんちかもくどってんかい」です。

惑星の大きさ

 

各惑星の大きさを見てみましょう。地球の大きさを1としたとき、それぞれこのようになります。

太陽からの各々の惑星への距離

 

S先生
S先生

太陽と地球との間の距離は約1億5千万㎞ですが、これを1とした場合、太陽とそれぞれの惑星との距離は以上のような比で表せます。

 

たかしくん
たかしくん

太陽と土星との距離は、太陽と地球との距離の10倍ということですね。[

公転周期

惑星が太陽の周りを1周する時間を公転周期といいます。

 

S先生
S先生

地球が太陽の周りを1周する時間は1年です。

 

たかし君
たかし君

海王星は1周するのに165年もかかるんですね!

まとめ

今日は太陽と太陽系の天体について解説しました。試験の直前はこのまとめを見て用語と意味の確認をしましょう。以上、太陽と太陽系の天体の講義でした。

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