共通テスト日本史の対策とは?プレテストとセンター試験から問題の傾向を分析

社会勉強法
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2021年から旧来のセンター試験に代わり、大学入学共通テストが始まります。

 

そこで、今回は、センター試験とプレテストから大学入学共通テストの日本史の問題の傾向を分析し、どのような勉強法をすると良いのか大学入学共通テストの日本史の勉強の対策について解説していこうと思います。また、対策に伴いオススメの参考書とテキストを紹介します。

 

共通テストの日本史ですが、問題の傾向や方針はこれまでとは一気に変わり、センター試験の過去問が新共通テストの対策教材にならなくなる可能性があります。

 

具体的には、旧来のセンター試験では「知識の有無」を問うのに対し、新共通テストでは「知識の理解・思考力」を問う問題が全教科に共通して多くなっています。

 

なお世界史については新共通テストとセンター試験との違いとその対策(世界史中心に)に記載してますのでみてみてください。

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日本史の新共通テストとセンター入試の違いとは?

まず、今回のプレテストを一見しただけではっきりとわかる違いは、新共通テストでは「単語の穴埋め問題」や単語の意味を問う問題は出題されていないことです。

 

平成30年度のセンター本試験では単語穴埋め問題は7問出題されていたのに対し、同じく平成30年度に試行されたプレテストでは単語穴埋め問題は0問です本当に0問です。このころからも、新共通テストでは単語の丸暗記はほぼ意味がないといえます。

 

平成30年度のプレテストには一問だけ、名称を問う問題がありますが、これは地図資料と絡めたものであるため、やはり、単語の丸暗記で対応するのは難しいかと思います。

 

また、単語についての意味を問う問題も一問も出題されておらず、やはり、単語を丸暗記する必要はプレテストではなくなっていると断言できます。

 

注意すべきは、「暗記がいらない」と言っているわけではないことです。あくまで「単語の暗記はいらない」ですので、単語以外の部分は暗記する必要があるということになります。

 

例えば、平成30年度のプレテストの第4問_問2(2)では

 次の甲・乙の一茶の俳句とその説明X・Yについて,その正誤の組合せと して最も適当なものを,下の 1 〜 4 のうちから一つ選べ。

  • 甲 春風の国にあやかれおろしや船     (「文化句帖」文化元年)
  • 乙 さまづけ(様付)に育てられたる蚕かな  (「七番日記」文政元年)
  • X 甲の句からは,外国船の来航が庶民にも伝わっていたことが分かる。
  • Y 乙の句からは,農家の副業として養蚕が重視されていたことが分かる。

とあります。

 

これは小林一茶の俳句の解釈は自分の頭で考えてないといけませんが、小林一茶が書いた俳句自体暗記しなければいけません

 

また、そもそも単語を知らないことで問題文が理解できないという事態も想定できます。まったく単語の暗記が必要ではないというわけではなく、基本的な単語については暗記しておかなければなりません。

新共通テストの大問の出題傾向とは?

先ほども述べた通り、単語を問う問題は出題されません。では、日本史の新共通テストではどのような問題が、どのように出題されるのでしょうか。

 

平成30年度の日本史のプレテストを参考に分析してみようと思います。

 

まず、大問別に日本史のどのような傾向かまとめてみます。

  • 第1問:日本史の全時代を対象とした問題
  • 第2問:古代を対象とした問題/地図資料から問う問題
  • 第3問:中世を対象とした問題/レポートの内容から問う問題
  • 第4問:近世を対象とした問題/「資料」をテーマとしたテーマ史問題
  • 第5問:近代を対象とした問題/経済・国際関係をテーマとした問題
  • 第6問:近現代を対象とした問題/時代の転換点をテーマとした問題

大学入学共通テストのプレテストの日本史において、どの時代から出題されるのかとどのようなテーマで出題されているのかを分けてまとめました。

 

時代は第1問を除き、古代~近現代の日本史の順番通りに出題されていることがわかります。これは旧来のセンター試験の日本史の問題と同じです。

 

出題テーマの方はおそらく、問題ごとに変わってくるかと思います。例えば、地図資料から問う問題が、第3問に出題される、といったことも考えられます。

 

しかし、基本的に地図資料から問う問題を除き、実際にどのような問題が出るのか、という部分は変わりません。大問ではテーマ別にしていますが、小問では日本史の範囲から出題されているので、テーマごとに特別な対策はいりません。

 

しかし、地図資料から問う問題はかならず出題されるので、資料集を用いた勉強法は必須だといえます。ここらへんは地理の勉強と合わせて行うと効率が良かったりしますのでおすすめです。

何をどのように勉強すればいいの?

小問がどのような問題が多いのか分析してみましたが、全体的には「資料から読み取り、考察しなければならない問題」や「事象に関して、暗記ではなく理解していなければならない問題」が多いように感じます。

 

中には事象を年代順に並べるといったもの、正誤問題や知識を問うなど暗記問題もありますが、やはり、「理解力」を問う問題がかなり目立つ印象です。

 

旧来のような「暗記力」を問う問題であれば、人によってになりますが、単語帳の丸暗記で高得点を目指すこともできましたが、新共通テストでは単語帳のみを勉強教材とした場合は、かなり厳しいのではないかと予想できます。

 

大学入学共通テスト用日本史のオススメの参考書やテキスト

では、日本史の理解力を問う問題への対策として何をどのように勉強するべきかですが、理解力を問う問題の傾向として、何らかの事象や年代そのものの解釈を問う、もしくは解釈を提示し、その根拠を問うものが多くあります。

 

このような問題を対策する方法は、やはり教科書「詳説日本史B 改訂版 [日B309] 文部科学省検定済教科書」の内容を覚える他ないでしょう。鉄板ですね。

 

教科書の内容暗記といっても単なる知識だけでなく、例えば「奈良時代の意義とは?」といった部分の文章内容まで覚える必要があります。

 

そして、これは“単語の丸暗記”よりもはるかに楽と感じるはずです。なぜなら、解釈だけなら、丸暗記の必要はないからです。内容さえ覚えていれば良いのです。内容の簡単な記憶の方法は歴史の効率のいい暗記方法とは?オススメの勉強法を紹介!で解説しているのでよろしければご参照ください。

 

また、教科書がどうしても頭に入らない人は「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた」を読むといいでしょう。これは年号や文化史を全く書かず、時の権力者を「主役」にした政治史ストーリーを語るという内容でして、原因を構造的に理解することができます。

 

さらに年号を踏まえた上で全てを網羅した上で理解を徹底したい人には「これならわかる!ナビゲーター日本史B 1(原始・古代~南北朝)」がめちゃくちゃオススメです。4冊セットですが内容が必要かつ十分に入っておりこれで日本史のインプットをすると完璧です。

 

オススメの問題集ですが、「実力をつける日本史100題[改訂第3版]」が圧倒的にオススメですね。通史の内容が書いてあり、問題を解いて解説を読むだけでかなり力が上がります。正直、知識の理解力を問う問題対策としてはベストな一冊といえるでしょう。

 

次に、問題集といってもとりあえず知識の確認をしたい人は「日本史B一問一答【完全版】2nd edition (東進ブックス 大学受験 高速マスター)」がいいでしょう。とにかく短期集中で英語の単語帳と同じように何度も回すことで必要知識の定着自体は図れます。ただし、理解力を問う問題にはこれのみでは対応しきれないので注意です。

 

後、「2020年受験用 全国大学入試問題正解 14 日本史」は持っていると強いですね。基本的に教師用ではあるのですが、全国55大学の問題が網羅されていますから、必須の知識をアウトプットするだけでなく入試の問題傾向を探れるのでオススメです。

 

以上、大学入学共通テストの日本史の分析及び対策でした。しっかりと点数を取れるよう頑張りましょう!!

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