【2019年版】国語の大学入学共通テストとセンター試験の違いについて

国語勉強法

みなさん、こんにちは。国語の勉強は進んでいますか?受験勉強をすすめていく中で、現行のセンター試験と大学入学共通テストの違いについて思い悩む人もいるでしょう。

 

大学共通テストの国語の傾向ですが、「【2019年度版】大学共通テスト プレテスト徹底分析 国語の分析&対策」という記事で解説をしました。

 

一部内容が重複する部分もあるかと思いますが、現行のセンター試験を受験する人も少し興味ある内容にしています。以前の記事を読んだ方も是非とも一読をお勧めします。

 

それでは早速、大きな違いについて3点にまとめ、こちらに記載させて頂きたいと思います。

センター試験と大学共通テストの主な違い

まず、現行センター試験と大学入学共通テストの主な違いですが、「試験時間、問題数、回答方法」という点が主に違います。

 

そこで、「試験時間、問題数、回答方法」についていった試験を行う上での規則についての違いについて大学入学共通テストとセンター試験の国語について解説を行っていきたいと思います。

 

現行のセンター試験の「試験時間、問題数、回答方法」

現行のセンター試験ですが、以下の通りの形式です。ほとんどの受験生にとっては当たり前ですが再確認の意味で知っておきましょう。

 

  • 試験時間 80分
  • 問題数  大問4問(第一問:論説文、第二問 小説、第三問 古文、第四問 漢文)
  • 回答方法 全てマーク式の選択問題

 

論説、小説、古文、漢文を各々20分づつ区切って回答をしていく形になります。勿論、漢文が不要な大学や得意なジャンルなどにより時間配分は変わってきますがおおよそ20〜30分で大問1つを攻略しないといけません。

 

もっとも、選択問題のため解答方法としては愚直に正解を見つける、というより不正解や不都合な選択肢を見つける、という能力が要求されます。

 

選択肢については過剰な選択肢や(例えば「絶対に〜」や「必ず〜」という例外を認めない選択肢はなかなか言い切りが難しい国語で正解になりにくいということがあります)一見正しそうに見えるが論理の飛躍の選択肢(筆者がそこまでは言っていない)は選ばない注意が必要でしょう。

 

又、抽象度が高く一見すると正しくないように見える選択肢が筆者のいっている事と被っていることが多く正解のことが多いです。(ただし、これはあくまで傾向ですので絶対ではないのできちんと問題を分析する必要はあります)

 

大学入学共通テストの「試験時間、問題数、回答方法」について

では、次に大学入学共通テストの試験時間、問題数、回答方法について述べていきたいと思います。

 

  • 試験時間 100分
  • 問題数 大問数5 (論述文、論説文、小説文、古文、漢文)
  • 回答方法 大問1が記述式問題それ以外は全てマーク式の選択問題

となっています。

 

大きな違いといったところでは新共通テストにおいては大問1が記述式問題となっているところです。試験時間から考えて各々大問が20分という形は変わらないと思われます。

 

しかし、なおこちらの大問1は試験の得点には含まれないとのことです。

 

avatar

A子さん

マジッすか!!

 

記述式問題については(A~E)の5段階で評価をされます。また、この記述問題の得点については合否に大きく影響はさせないと公言している学校もあるとのことです。

 

このことから、論述の問題を捨てて論説、小説、古文、漢文で25分づつで勝負かけてくる受験生が出てくることが予想されます。(もしかしたら、漢文も捨てて論説文、小説、古文で約35分ほどかける受験生が出てくることも予想されます

 

しかし、難関大学は記述の論文問題を当然要求してくるので、記述対策も日々しておく必要があるでしょう。20分でそこそこの記述を書くトレーニングが必要でしょう。

参考資料の数について

次に現行のセンター試験と大学入学共通テストで使用される「参考資料の数の違い」という内容で解説を行っていきたいと思います。

 

さて、現行のセンター試験では現代文、古文、漢文それぞれ1つの大問に対して本文以外に参考資料が1つあるかないかであることが多かったかと思います。

 

しかし、大学入学共通テストにおいては1つの大問に対して2つ以上の参考資料が提示されております。本文として中心となる資料が1部とそれに関係した資料が1部、さらにはその資料に関する記事が参考資料として提示されている場合もあります。

 

参考資料が多いということは、ヒントが多いという部分もありますが「読み解くべき内容が複数ある」「読み解くべき箇所を判断する範囲が多くなる」といったことが言えます。

 

つまり、速読であろうと文を普段から読んでおく必要があるということです。しかも重要な情報をきちんと頭でまとめて読むという訓練が必要です。

 

ちなみに、このHIMOKURIの文は最低1500字から8000字ぐらいまでの中で作成しています。このブログを読むというのも一つ訓練になると思います。

センター試験と大学入学共通テストの趣旨の違い

 

こちらが最後の違いとなりますが、「なぜそもそも試験を行うのか」という試験出題趣旨こそが現行のセンター試験と大学入学共通テストにおける最大の違いといっても過言ではありません。

 

まず、現行のセンター試験についてこちらの出題問題考案の際の基準は「科目ごとに決まっている高等学校の学習指導要領に沿って出題を行う」と定められております。そして、受験者全体における得点率の平均が6割程度になるように考案されております。

 

そして、このセンター試験は従来の学力=知識力という形で行われてきました。それは現行のセンター試験の国語でも当然に受け入れられています。国語は一見すると知識力は関係ないように思われますが、語彙力が問題になることが多いです。

 

具体例を言いますと、現代文の問題はほとんどが「抽象的な表現を別の表現に言い換える」という言い換え問題です。この言い換え問題というのは究極的には別の語彙を知っているかどうかの語彙力の知識力に依存することになります。

 

勿論、抽象的表現を具体化するという作業である程度思考力を必要としますが、知識量が高ければその分回答が容易になります。又、古典に関しても言わずもがな知識量です。詳しくは「【2019年版】大学共通テスト古典の分析&対策(センター及びプレテストの古文を比較)」を読んでください。

 

一方、大学入学共通テストにおける出題問題考案の際の基準は「「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」を一層重視するとして、「知識の理解の質を問う問題」という点にスポットを当てて問題の作成に取り組んでいるとのことです。

 

自身で記述をさせる記述問題が加わった事からも自分の頭で考えて解いていく必要が高まったと言えるでしょう。ただし、注意しておかなければならないのは試験である以上答えは合理的に出るものであり、その回答には知識を前提するという事です。

 

適切な語彙力がなければそもそも思考の土台もできませんし、文章を書く事もできません。ですので、従来の勉強を完全に否定するのは誤りであり、知識を獲得した上でそれを自分の頭を使って利用していくという「使える知識」というのが必要となるでしょう。

 

そして、こうした出題時の趣旨が異なった状態での出題となております。「知識の理解の質を問う」という目的から、現行のセンター試験と比較して大学入学共通テストの問題の難易度は全体的に上がっております。

 

以上が国語についての「センター試験と大学共通テストの違い」となります。以上の内容について下の表にまとめてみました。

 

長文読解のコツは情報を整理することなので、是非読解訓練時の参考にしてください。表を作る癖をつけておくと読解ではかなり情報が整理されて楽に読めることが多いのでお勧めです。

 

試験時間問題数回答方法参考資料出題趣旨
センター試験80分大問4題全てマークほぼ無し知識
大学入学共通テスト100分大問5題記述式とマーク2つ以上知識+思考力

 

この記事の最後に

さて、ここまで、読んでいただいてどうでしたか?問題数が増え、参考資料も増えと聞くとなんだか憂鬱な気持ちになってしまいますよね。

 

[fuki-l]まじ、ムリーゲーじゃないですかね!?[/fuki-l]

そんな声が聞こえてきます。しかし、問題自体が難しくなっているということは周りとの差もつけやすいということです。みなさんにとって難しいということは他の周囲にとっても厳しいということです。

 

そして、この記事を読んでいる時点でみなさんは大学入学共通テストへの意識が高いという証拠です。こういいう制度変更にありがちなのは、新しい制度変更の情報を全くシャットアウトして従来と同じことをすればいいという考え方の人が多いということです。

 

勿論、新しい大学入学共通テストを過剰に意識しすぎるのも問題ですが、理解の質を問う形で問題が変化するのであれば知識をよりアウトプットするように変化させるなど自身を変化していければいいのです。

 

進化論ではないですが、新たな環境に適合できない恐竜が滅んだように新たな環境に適合できなければ受験で死亡するだけなので自身を新たな試験に適合できるように変化させていければいいだけです。社会に出てからも色々と変化が起こりますがそういう変化について行ける人間だけが成功しているように思えます。

 

試験のためとはいえより多くのことを学び、確実な知識として身に付けて自身を変化させていければと思います。

 

特に、国語は今後の人生で生きていく上で必要になる力なので是非とも力を高めていってください。単なる試験だけの知識ではなく、読解力というのは社会で必要なコミュニケーション能力を高める上で必須と言えるでしょう。

 

今行なっている努力は必ず人生のどこかで力になり大きな実りを得られるはずです。特に大学入学共通テストの国語ではより質の高い国語力が求められるのでしっかりとした力をつけていっていただければと思います。

 

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