【2019年度大学受験英語】大学入学共通テストとセンター試験の英語の違い及びその対策

英語勉強法

みなさんこんにちは。今回の記事では、大学入学共通テストとセンター試験の英語の違い及びその対策について解説します。センター試験は来年で終了しますが、翌年から大学入学共通テストという名称に変わります。

 

外部の民間団体の英語資格試験について採用が延期ということを受け、プレテスト を分析する必要性が益々高まりました。

 

そこで、現行のセンター試験と2020年度入試よりスタートする大学入学共通テストの英語の違いについてどう違うのか、まとめてみました。

 

ちなみに、国語科目についての大学入学共通テストとセンターの違いについては「【2019年版】国語の大学入学共通テストとセンター試験の違いについて」で記載していますのでまだ読んでおられない方は是非とも参考にしてみてください。

 

なお、分析の根拠として、センター試験は2019年度のものを、大学入学共通テストに関しては、まだ施行されていないのでプレテスト に基づいて記載しています。それでは、みていきましょう。

センター試験と共通テストの出題傾向・勉強法


センター試験(2019年度)と共通テスト(プレテスト)の英語試験を比較すると、次の表のようになります。結構違うのでよくみてください。

試験内容現行のセンター 試験(2019年版)大学入学共通テスト(プレテスト )
配点筆記(200点)/リスニング(50点)リーディング(100点)/リスニング(100点
試験時間筆記(80分)/リスニング(30分)リーディング(80分)/リスニング(30分)
設問数筆記(48問)/リスニング(25問)リーディング(37問)/リスニング(37問
設問内容筆記(発音・アクセント・文法・長文)/リスニング(大問4問・ABに分かれている)リーディング(長文問題のみ6題)/リスニング(問6問・ABに分かれている)

問題内容について、大学入学共通テストとセンター試験についてその違いをより詳しくみていきましょう

センター試験(2019年度)

2019年度のセンター試験の内容は以下の通りです。

第1問 発音・アクセント問題 7問
第2問A 文法問題 10問
第2問B 整序問題 3問
第2問C 会話文の完成問題 3問
第3問A 不要文摘出問題 3問
第3問B 生徒の意見を正しく要約している文章を選ぶ問題 3問
第4問 長文問題 8問 (語数 第4問A:454語 第4問B:202語
第5問 長文問題 5問 (語数:653語
第6問 長文問題 6問 (語数 578語

傾向としてはこの形が毎年続いています。発音・アクセント、文法、会話表現など幅広く英語の知識を問う形の形式となっています。

 

長文も700語単語以内の長文が3題で、普段から私立大学などの長文に慣れ親しんでいればそれほど難しいものではありません。又、長文の但書に解答のヒントがあるなどひっかけ問題がありますが、内容をきちんと理解できればそれほど難易度は高くありません。

 

大学入学共通テスト(2018年11月 プレテスト)

次に、英語の大学入学共通テストについて分析してみましょう。

第1問 長文問題 5問 (伝言メモやウェブページを読み解く)A問題:153語 B問題:224語
第2問 長文問題 10問 (料理レシピやディベートに必要な資料を読み解く)A問題:273語 B問題:285語
第3問 長文問題 5問 (留学生の学園祭での体験や、文化の違いに関する記事を読み解く)A問題:203語 B問題:318語
第4問 長文問題  5問(学生が日頃どのくらい本を読むかに関する記事を読み解く)517語
第5問 長文問題 4問 (ある人物についての文章を読み解く)641語
第6問 長文問題 8問 (アジアで誕生した女性パイロットや環境問題に関する記事を読み解く)A問題:572語 B問題:506語

設問の数はセンター試験の方が多いですが、共通テスト(プレテスト)については全ての大問で時間がかかる長文問題が出題されているので、より試験時間内に解くのが厳しい試験になることが予想されます。

 

第1問では300語以内の長文が聞かれ、最終的に第6問では700語以下クラスの長文が4問という少し多めの長文が聞かれることになります。

 

配点についてはセンター試験では筆記とリスニングの配点がそれぞれ200点、50点だったのに対し、大学入学共通テストではリスニングと筆記それぞれが100点に設定される予定になっているので、リスニングの比重が高まることになります。

センター試験英語の勉強法

センター英語の筆記問題には長文問題をもちろん出題されていますが、バランスよく勉強していく必要があります。

 

例えば、発音・アクセント問題のうちアクセント問題では

次の4つの単語について、第1アクセントの位置がほかの3つと異なるものを選べ。

1. agree     2. control     3. equal    4.refer      (センター試験2019年度)

という形でアクセントが聞かれます。ちなみに正解は3です。 equalのみ前から2つ目の音節にアクセントがあります。日々の勉強で単語のアクセントまで把握しておく必要があります。

 

又、文法問題として以下のような問題が出されています。

次の空欄(1)に入れるのに最も適切なものを1から4の中から1つ選べ。

We should make the changes to the document quickly as we are (1) out of time

1. going  2.  running 3.  spending  4.  wasting  (センター試験2019年度)

 

これは、正解.2 run out of time =時間がない、という熟語を知っているかどうかという形の問題です。run out ofから彷彿して回答することは可能ですが、ある程度しっかりとした知識を持っていないといけません。

 

リーディングの試験時間は80分なので、こうした文法知識時間については時間をかけずにサクサクと問題を解いていく能力が求められます。

 

センター試験の英語で取りたいと思っている目標点は受験生によって大きく異なるのではないかと思われますが、目標点が7割の方でも9割以上の方でも、長文問題でなるべく点数を落とさないための努力が必要です。

 

英語の配点は問題によってさまざまですが、特に長文問題の配点は大きく、1問間違えるだけで6点も点数が減ってしまうこともあります。勿論、9割クラスを目指すなら文法の1問ミスも大きいのでしっかりとした細かな知識を定着させる必要があります。

 

センター試験を受ける受験生の方はまずはセンターレベルの英単語を単語帳などで学習した後基本・標準レベルの長文問題集に挑戦して長文に慣れることが大事です。

 

英語長文に慣れてからはセンター試験の過去問を時間を測って解き、時間内にきちんと解き終えることができるのか、文章をちゃんと理解できているのかをチェックすることが重要でしょう。

 

ただ、センターの長文は難関私大などに比べれば問題数こそ多いものの1つの長文単語数が700ワード以下なので、普段から1000語〜2000語クラスで演習している人にとっては簡単だと思いますので、難関私大を受験する人は特にセンター用と身構える必要はないかもしれません。

 

ただ、センターは但書などを使いひっかけを狙ってくることがあるので、全部をきちんと内容を理解する必要はあると言えます。(ちなみに、私も昨年のセンターを時間を図って解いたところ注意書きを読まずひっかってしまい180点台という失態を犯してしまいました。)

 

またもちろん長文問題だけでなく発音・アクセントや文法に関する問題も出題されるので、専用の問題集を使ってある程度点数を取れるように訓練しておくことが必要です。(ただ、他の勉強との兼ね合いもありますし、重要度がそれほど高くないのでどうしても後回しになってしまいますが・・・)

 

大手予備校がセンター試験の問題を再現した問題集を販売しているので、それを活用してセンター試験慣れをすることも重要です。例えば「センター試験過去問研究 英語 (2020年版センター赤本シリーズ)」は鉄板ですね。

 

何回も同じ形式の問題を解けば本番の試験でも過度に緊張することなく普段通りのやり方で問題に臨むことができるでしょう。

大学入学共通テスト英語の勉強法

共通テストはセンター試験と比べて大きく出題傾向が変わると予想されています。

 

平成29年、平成30年に実施されたプレテストの問題を見ると、従来のセンター試験で毎年のように出題されてきた発音・アクセント問題や文法問題は登場せず、全て長文問題になっています。

 

試験時間はセンター試験と変わらず80分なので、長文問題をより素早く読み解く力が必要になってくるでしょう。難関私大のように1000ワード以上の文章が出ることはなさそうなので、普段から700ワード クラスの長文を読んでおけば問題ないでしょう。

 

共通テストでは発音アクセント問題、文法問題は出題されませんが、文法に関する勉強が重要なのは変わりません。(なお、発音・アクセントがなくなったのは受験生にとって朗報と言えるでしょう。私立大学でもほとんど出ませんし、勘でどうにかなる範囲でもあったので。)

 

私立大学の入試では文法問題が出題される大学が多いので、私大と併願する予定の受験生は言うまでもなく文法の勉強が必要になりますが、国公立大学も2次などによく出るので文法の勉強をすることは大変重要です。又、長文問題の中で知らない熟語が出てきたらそもそも読めないので。

 

文法問題を解くには熟語、助動詞、関係詞などさまざまな知識が要求されます。このような知識は長文問題を読み解く際にも応用することができます。

 

長文問題で高得点を獲得するためには文法知識が必要不可欠なので、受験生の方は文法問題集などを活用して重要な文法事項をきちんと理解するようにしてください。

 

問題は、リスニングです。リスニングはセンター試験よりも問題数も配点も高まってきます。しかも、センター試験では基本的に会話の応答問題だったのに、大学共通テストの英語リスニングでは会話から状況を推察する問題など問題の質もセンター試験よりも難しくなってきています。しかも時間は30分という変化なしの状態です

 

リスニングのトレーニングとしてシャドーイングなどを通じてリスニングの訓練をするのは当然ですが、リスニングに勉強時間を今以上に割かなければならないのは間違い無いでしょう。

 

例えば、「 スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)」のようなアプリを使用してもいいでしょう。これは、共通テストに出題されやすい英会話的なリスニング能力を身につけるのに最適なアプリです。



 

共通テストは2021年から行われる新しい試験ですが、既に2回プレテストが実施されているので、プレテストの問題を参考に勉強を進めることも重要です。

今回の記事のまとめ

今回はセンター試験と共通テストの勉強法の違いについてお話しました。

 

共通テストは長文が主体になりセンターとは大きく傾向が変わりますが、基本~標準的な能力が必要な点は変わりません。プレテストの問題や市販の問題集、模試などを使って時間内に問題を解く訓練を積んでいくことが大事です。

 

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